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  • 2025年04月24日(木)

    理数科課題研究計画発表会

    4月23日(水)に,理数科の2年生による課題研究計画発表会が行われました。理数科の生徒たちは,全員がサイエンス部の物理班,化学班,生物班,地学班のどこかの班に所属して,それぞれ課題研究に取り組んでいます。今回は,1年次に取り組んだ課題研究の内容を基に,来年1月の成果発表会までにどのようなことを目的に取り組んでいくかについて発表しました。

    霧島市市長公室ジオパーク推進課事務局員の専門員石川徹様を講師にお迎えして,生徒たちの課題研究発表と今後の計画について指導・助言や御質問をいただきました。根本的なリサーチクエッションに関する質問や効果的なプレゼンテーションの見せ方等に関するアドバスをいただき,生徒たちにとっては貴重な時間になりました。毎年,この発表会から課題研究の内容がどんどん濃くなっていきます。9月の中間発表がとても楽しみです。

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    このように,プレゼンテーションを作成して人前で発表し,それに対する質疑応答まで行うので,将来,大人になってから必要とされる資質・能力を高校時代に築くことができます。主体的に生きる力が身に付く国分高校の教育活動です。

  • 2025年04月23日(水)

    教科横断型の授業を実施しました(理×英)。

    4月22日(火)に教横断型の授業を実施しました。実施した学年と教科は2年生理数科の理科と英語です。科目名は理数化学と英語コミュニケーションで行いました。頻繁に行うことができるわけではありませんが,国分高校ではこのような機会をとても重要なものだと考えています。今後も可能な範囲でチャレンジしていきたいです。生徒たちにとっても,新鮮な授業になると思います。生徒たちは,タブレットを駆使してディスプレイを眺めたりしながら授業に取り組んでいました。最先端の授業展開ですね。理科にも英語にも興味を深めてほしいです。積極的にチャレンジしてくれる先生方が多い国分高校なので,これからが更に楽しみです。

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  • 2025年04月22日(火)

    国分高校【公式】のインスタをはじめました。

    鹿児島県立国分高等学校【公式】のインスタグラムをはじめました。
     
    このインスタグラムを使って,SSHなどの情報をお知らせする予定です。
    下記のリンクやQRコードから,ぜひ登録をお願いします。
  • 2025年04月17日(木)

    物理班がトヨタ車体の皆様にプレゼンを披露しました。

    4月16日(水)の放課後,物理班の生徒たちが,トヨタ車体の方々にプレゼンテーションを行って指導をしていただいていました。物理班は音や光について,身近な現象の原因等について課題研究を行っています。トヨタ車体の皆様はとても協力的で,生徒たちに親切丁寧に御指導をしていただいています。地元の企業と連携させていただく機会を得られることに,本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

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    物理班の皆さん,教えていただいたことをしっかり自分たちのものにして,課題研究の内容をさらにブラッシュアップさせていきましょう。トヨタ車体の皆様,ありがとうございました。

  • 2025年04月15日(火)

    全校朝礼・表彰式

    4月15日(火)に全校朝礼と表彰式が行われました。

    表彰式では,課題研究に取り組む3班の生徒たちが表彰を受けました。課題研究の国分高校。今年度も生徒たちの活躍が楽しみです。

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    スジエビ班 つくばScienceEdge2025オーラル特別賞 グローバルリンクシンガポール2025への出場権を獲得!

    グローバルリンクシンガポール2025は3年連続の出場権の獲得になり,快挙です。

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    トンボ班 同じく,つくばScienceEdge2025でブースポスター賞を受賞しました。こちらも快挙です。

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    ペーパー(レス)班 志學館大学主催課題探究/研究発表大会 学長賞

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    Hot spring 班 地方創生2.0へ!高校生によるデータを根拠にした私の町への観光計画の提言 最優秀賞 

     

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    校長からは,いじめ問題を考える週間に関連させて,自分事として考えることができるようになろうという講話がありました。周りの人に対して優しい国分高校の生徒たちです。きっと大丈夫だと思います。週番の先生からは連絡事項が伝えられました。年度始めなので,連絡事項が多いです。学級のSHRでも同様に,聞き逃さないようにしてほしいです。

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  • 2025年04月09日(水)

    令和7年度 理数科集会

    対面式の後,理数科の生徒たちは体育館に残って理数科集会を行いました。理数科集会は,理数科の2年生と3年生が,後輩である理数科の1年生に対してポスター発表をする行事です。

    2年生の窒素班

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    3年生の硫化水素班

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    3年生の波班

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    3年生のトンボ班

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    3年生の桜島班

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    自分が素晴らしい発表だと思った班に投票もしました。発表会とはどのようなものかを理解してもらえたのではないかと思います。理数科の1年生の皆さん,興味を持つことができた内容の発表はありましたか?皆さんは,これから1学期の間は様々な経験をして課題研究の基礎を身に付けることになります。それらを踏まえて,7月ごろから班分けが始まります。今回の理数科集会は,皆さんがどの班に所属して課題研究に取り組んでいくかをイメージをすることができる良い機会になったと思います。せっかく国分高校に入学したので,課題研究を大いに楽しんでほしいです。

  • 2025年04月07日(月)

    MBC開発隼人養殖場 窒素班訪問

    4月4日(金),日本金属学会の高校生ポスターセッションで「最優秀賞ポスター賞」を受賞した理数科2年生の窒素班が,MBC開発隼人養殖場を訪問しました。窒素班は,赤潮の原因となる窒素を測定する機器を開発しています。そこで,地域の養殖業に役立ててもらおうと思い,MBC開発隼人養殖場を訪問することになりました。まずは,MBC開発隼人養殖場の方にプレゼンをしました。

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    ヒラメの養殖池の見学

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    ヒラメの稚魚の見学(バケツの中の黒いのが稚魚です。)

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    車海老の選別場・出荷場

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    最後に記念写真。

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     また,養殖池での採水も行い,窒素濃度の測定をします。生徒からは,「楽しかった」,「勉強になった」などの感想が寄せられました。今回の見学等が,研究を進めるのに勉強になったと思います。

     隼人養殖場のホームページはここから(新鮮な車海老を販売しています。)

     https://sites.google.com/mbckaihatsu.co.jp/chisan/

     

  • 2025年04月07日(月)

    第一工科大学 髙嶋洋先生の来校

    4月4日(金)に,第一工科大学 髙嶋洋先生に御来校いただきました。そして,窒素班の課題研究を御参観いただき,御講演もしていただきました。

    まずは,窒素班の生徒たちががプレゼンをしました。

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    窒素測定器の説明

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    高嶋先生からは,セルビアの水質汚染の講義をしてもらいました。

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    セルビアは,地下水の水質汚染が深刻なのだそうです。今後は,本校の卒業生の開発したリン酸測定器と窒素測定器を,セルビアの中学生や小学生に使ってもらおうという取組に発展しそうです(国際的な共同研究の実践!)。まずは、セルビアでリン酸測定の観測してもらえるように,簡単なマニュアルを作成する予定です。様々な方面に繋がりが広がって,とても楽しみな取組になりそうでワクワクです。

  • 2025年04月03日(木)

    アマモ班の自主ゼミの活動

    理数科の2年生に,自主ゼミとして課題研究に一生懸命に活動している「アマモ班」がいます。これまでも,昨年の12月に重富漁港でアマモの植え付け体験をさせていただいたりして,積極的な活動に取り組んでいます。4月3日(木)に,姶良市加治木町にある錦海漁協の皆様の御協力を得て,国分高校で勉強会を開催していただきました。講師には,鹿児島県漁業協同組合の栫様と錦海支所の遠藤様,合同会社ECOS技術士事務所の安藤様です。安藤様は錦海漁協の皆様にもアドバイスや指導をされているそうです。

    遠藤様からは,ブルーカーボンについて,アマモの生態について,これまでの取組について御教授いただきました。アマモ班の生徒たちは,鹿児島水族館いおワールドのアマモが天草産でとても元気があるのに対して,錦江湾のアマモは元気がないことに着目して,その理由が遺伝的なものなのか,環境的なものなのかを調べていきたいのだそうです。今後は,海水の塩分濃度を変えたり,海底の砂などの条件を変えたりした時に,発芽等の様子がどのように変わるのかを調べていくそうです。そして,2021年度を最後に更新されていない県全体のアマモの分布状況の更新も考えているそうです。

    とても意欲的で素晴らしい取組です。これからの活躍が楽しみな自主ゼミです。

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  • 2025年03月31日(月)

    つくばサイエンスエッジにて活躍!

    1エビ表彰

     3月28日(金)~29日(土)にかけて,つくばサイエンスエッジが開催されました。本校から出場した課題研究班のうち,エビ班は全国から8校残ったオーラル発表に臨み,オーラル特別賞を獲得しました。夏に行われるグローバルリンク・シンガポールへの推薦をいただきました。旅費の問題をクリアーして,活躍できることを願っています。

    3トンボ表彰

     ポスター発表では,ブースポスター賞をトンボ班が受賞しました。

    2トンボ賞状

     課題研究を楽しんでいる生徒たちが,このような数々の舞台で評価されることが非常に嬉しく,頼もしく思います。後輩の皆さんもぜひ自分たちの疑問や興味関心を満足させるような活動を行ってくださいね!

  • 2025年03月25日(火)

    令和6年度3月25日

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     3月25日(火),一年の最後を締めくくる日には,多くの行事がありました。まずは表彰式です。

     1山岳 2作文 3写真部1

    4写真部2 5地域史 6ペーパーレス

     山岳部走破大会,作文,写真部,地域史広め隊,ペーパーレス班など,部活動や課題研究の発表会などで様々な受賞をしています。

    11修了式

     修了式では校長先生から「学校に嬉しい電話が掛かってきた。周囲に対して,思いやりある行動を取れる本校生は,とても素晴らしい」というお話でした。また,本校に足りないのは時間を大切にする気持ち,もっと自分を高める努力ができるはずなのにしていない点だ,と生徒への変容を求められました。

     新学年に進級するにあたり,是非皆さん自分自沈を見つめ直し,メタ認知を活用して成長してください。皆さんなら,まだまだ伸びしろがたくさんあり,自分の希望を叶えられるはずです。

     続いて離任式でした。

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     心根の優しい,素敵な国分高校生徒お別れするのはとても残念です。遠くからも,皆さんの活躍を祈っています。

  • 2025年03月18日(火)

    ペーパーレス班が最優秀賞!

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     3月16日(日),志學館大学主催の課題探求/研究発表大会にて,国分高校普通科2年生のペーパーレス班(自主ゼミ)が,最優秀賞(学長賞)を受賞しました。

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     校内の発表会でも,常に注目されていたペーパーレス班,自ら名乗り出て出場を決めた大会でしたが,素晴らしい成果を上げてくれました。

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     国分高校の一番すごいところは,特定の課題研究班が受賞を独占するのではなく,様々な班がいろいろな場面で自分らしさを発揮して,それを評価してもらえているところです。

     1年生のみんなも,普通科の生徒たちが楽しんで,自分たちの「なぜ?」「どうすればもっと良いのかな?」という疑問や提案に向けて,思い込みではなく客観的に納得できる新しい視点を探ってください。皆さんの活躍に,期待しています。

  • 2025年03月17日(月)

    日本金属学会 高校生最優秀賞ポスター賞・優秀賞ポスター賞受賞

    3月8日(土)に,東京都立大学南大沢キャンパスで開催された,日本金属学会の2025年度「高校生・高専学生ポスター発表」に参加しました。貴重な発表の機会をいただいた上に受賞も果たして,今後に繫がる充実した一日になりました。参加した生徒たちは,これからさらに頑張ってくれると思います。また,今回の経験が周りに良い影響を与えてくれるものと思います。

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    硫化水素班の発表の様子

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    窒素班の発表の様子

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    バリウム班の発表の様子

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    結果

    ・1年生の窒素班が「高校生ポスター最優秀賞」

    ・2年生の硫化水素班が「高校生ポスター優秀賞」

  • 2025年03月14日(金)

    SDGsみらい甲子園 ファイナルセレモニー

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     高校受検に伴う自宅学習期間にも,国分高校生は活躍していました。

     3月8日(土),鹿児島銀行よかどビルにて、「SDGsみらい甲子園ファイナルセレモニー」が催されました。
     県内50以上の参加チームの中から最終選考に選出された11校12チームが、SDGsの達成に向けてこれまで取り組んできた探究活動の最終プレゼンを行いました。

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     本校からは、学校教育に地域の歴史を取り入れることを目指している「地域史広め隊」と、小学校の飼育うさぎの「あにまるレスキュー班」が最終12チームに選出。県内の高校生と、持続可能なみらいづくりに向けた想いを共有し合います。

     どの学校のどの班も、自分たちの想いをエンジンにして、素晴らしい取り組みを重ねてきたことが発表から伝わってきます。

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     全ての活動発表を終え、「地域史広め隊」が「川商ハウス賞」をいただきました!川商ハウス様、誠にありがとうございます。

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     地域史広め隊の活動の様子は、4/19(土)13:54からMBCテレビ「Kagoshima SDGs 17colors」で放映予定です。

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     審査員の酒井先生から、高校生に向けて講評をいただきました。社会課題の解決に向けたまなざしとして、とても学びの多い6項目だと感じましたので共有いたします。

     (1) 異なる物事をかけ算することの重要性
     (2) 連携と協働
     (3) 過去・現在・未来の繋がり(これまでの人たちの頑張りが今を生む。未来に託す)
     (4) 目標は社会と大人の変容
     (5) 自分が学ぶ理由(競争・発見・感染)を見つめ直す
     (6) 子どもと大人が伴走する

     国分高校生、自らの学びを周囲にも広げながら、楽しく課題研究を続けていきましょう!

  • 2025年03月13日(木)

    理数科朝礼:研究の計画

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     理数科の生徒は,木曜日の7時30分から理数科朝礼を開きます。

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     3年生が卒業し,少し教室がさみしくなりました。1,2年生のスピーチでは「さあ,3年生です。受験と部活動と課題研究を両立させていきましょう」「合格発表から1年間経ちました。来年からは上級生として,1年生に研究を見せてあげられる存在になりたいです」など,新学年への抱負が多かったです。

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     理数科主任の先生から,4月下旬に2年生が行う課題研究計画発表会の予告がなされました。

     1年生が今後どのように課題研究を進めていくか,検討する上で十分注意するのは「予算」「計画」「時間」の3つです。500万円もかかるような計画は,実現できません。また,自分たちで実現可能な実験や観察方法なのか,十分気をつける必要があります。そして,2年生になれば部活動の中心になったり,勉強内容も高度化したりして,課題研究に費やす時間を如何に見つけるか,という点も要注意です。

     各班ごとに,春休みのうちに課題研究をどのように進めていくつもりなのか,考えてくださいね!もちろん先生方への相談は,いつでも対応可能です!!

  • 2025年03月03日(月)

    第14回クボタ・毎日地球未来賞【リン酸班】

    第14回クボタ・毎日地球未来賞の応募作品がクボタ様のホームページに紹介されています。

    「赤潮による被害を防ぐため赤潮予測の実用化を目指す」

    https://www.kubota.co.jp/seeds/future-prize/
     

  • 2025年02月28日(金)

    同窓会入会式・授賞式

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     2月28日(金),同窓会入会式・授賞式に引き続き,卒業式予行が行われました。

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     同窓会「桜陰会(正式には陰には草冠つきます)」への入会,おめでとうございます。各クラス2人の同窓会幹事を中心に,この絆を大切にしていきましょう。30年後,48歳になった時には,同窓会総会の主催者としてご活躍ください。

     その後,3年生に対する様々な表彰が行われました。

    1県教育委員会賞

     鹿児島県教育委員会賞を受賞した皆さんです。

    3サイエンス部

     サイエンス部は,高文連芸術文化賞を受賞しました。様々な班の課題研究が評価されましたね!

    4リン酸班正

     リン酸班は,鹿児島県いきいき教育活動表彰を受賞しました。ハンドボール部キーパーの安水君も受賞しましたが,今日は代表合宿のために欠席でした。

    5男子ハンドボール部

     学校賞を受賞した男子ハンドボール部です。全国ベスト5,素晴らしい活躍で,国分高校を盛り上げてくれました。

     他にも岩崎賞,三カ年皆勤賞等の受賞者もおります。ただ,表彰は単なる結果です。その前に,どれだけ自分の青春を注ぎ込んだか,そのことが一番の思い出でしょう。表彰されていない3年生も,個人個人の打ち込んだ思いが,一番大切なものです。おめでとうございました。

     

  • 2025年02月27日(木)

    SSH視察:愛知県立豊田西高校

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     愛知県立豊田西高校から2名の先生がSSH視察に訪問くださいました。1年生の科学英語の進め方に興味を持たれ,本校職員の説明と,実際の授業に参加頂きました。

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     また,SSHの運営について,本校職員との情報交換を行いました。

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     運営指導委員会にて「なぜか課題研究がうまくいっている国分高校」と評されています。その原動力となるであろう点について,情報交換を行いました。共に切磋琢磨しながら,生徒たちの自立した課題研究に取り組む姿勢を応援したいですね。

     

  • 2025年02月25日(火)

    堀江教育委員の国分高校視察

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     鹿児島県教育委員会の堀江委員が,県内の高校視察で本校を選んでくださり,学校訪問が実現しました。校長から学校概要の説明があり,その後国分高校の「推し」でもある課題研究の発表を御覧いただきました。

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     シンガポールリンクにまで進出したリン酸班の研究を聞き「是非その成果を製品化するなど更に進めて欲しい」と述べられました。

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     ハッピーキッズ班のコミュニティスクールに関する提案については,実現可能と思われる手段を取り上げて,県内約50%程度しか採用されていない現状をどうしたらよいと思うか,意見交換しました。

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     2年生の英語班は,堀江先生にメールで質問した経験がありました。「私が回答した研究が,こんなふうにまとまったのね!」と,感心して頂けました。日本の英語教育を如何にしていくべきなのか,大人の事情も交えながら,こうあるべきですねという夢を語り合い,叶えるようにどうすれば良いか話が盛り上がりました。

     授業参観等もして頂き,最後に意見交換で「国分高校に期待している」旨の言葉をいただきました。在校生の皆さん,国分高校は皆さんの活躍やがんばりのおかげで,注目される学校になっています!4月からの新入生も迎えて,より楽しくしていきましょう!

  • 2025年02月23日(日)

    かごしまアントレプレナーシップ養成プログラム

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     次世代の起業家を育てるための事業、「HATCH THE EGGS KAGOSHIMA」の最終発表会に本校2年生の4班が参加しました。アントレプレナーとは、ビジネスとしての新規事業を立ち上げる人のことを指します。
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     これまで半年間をかけて、起業家マインドや既存のサービス分析、ビジネスモデルのプランニングなどをワークショップやメンタリングを通して培ってきました。

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     普通科オゾン班の発表。オゾン測定器の開発と販売を通して、安全安心な社会実現を目指します。

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     普通科あにまるレスキュー班。動物介在教育の意義とうさぎの飼育環境改善をビジネスプランとして提示しました。

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     普通科ほっとspring班。霧島市の温泉観光の推進に向けて、新たなチケット販売のかたちを模索しました。各班とも、ビジネスの対象者を「ペルソナ」としてイメージしながらプレゼンします。

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     普通科ペーパー(レス)班。森林伐採時に出てしまう間伐材を有効活用するために、地域住民や事業者、観光者の持続的なサイクルをビジネスアイデアに落とし込んで説明します。

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     これからの鹿児島を担う若者の育成の場として意義ある発表会となりました。これからも自分たちの研究が社会とどう関わっていくかをイメージしながら励んでいってくださいね!

  • 2025年02月22日(土)

    女性科学技術者講演会【トヨタ車体】

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     2月21日(金)に、トヨタ車体研究所の二反田あゆみ先生をお招きし、女性科学技術者の講演会が催されました。

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     二反田先生は鹿児島県出身で、現在は愛知県刈谷市でTOYOTA車の開発に携わっています。
     今日は講演のサポートとして、同じく愛知県から東真奈美先生と、いつもお世話になっている鹿児島本社の中村先生と原田先生にもお越しいただきました。(原田先生は本校進路指導部の西先生の教え子とのことです)

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     トヨタ車体の会社概要やお仕事の内容をお聞きするだけでなく、実際の車の部品やパーツ、機器の動きを目の当たりにした1年生はモノづくりのイメージを実感できました。

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     特に、女子生徒にとってはお仕事のモデルとしての技術者の実際を身近に感じたようです。機械好きな男子生徒だけでなく、たくさんの女子生徒が二反田先生や東先生を囲んで質問しています。

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     本校SSH事業の目標のひとつである、「未来の女性研究者」の育成にとって欠かせない行事がこの講演会です。今年もたくさんのきっかけと刺激をいただきました!
     トヨタ車体研究所の皆様、ありがとうございました!!来年もぜひぜひ宜しくお願い致します。

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  • 2025年02月22日(土)

    高校生国際シンポジウム

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     2月19~20日に鹿児島市の宝山ホールで開催された、高校生国際シンポジウムの様子をお届けします。

     この大会は、400以上の申し込みの中から厳しい要旨選考を突破したアジアの高校生が、これまでの課題研究活動を発表し合うシンポジウムです。
    本校からは3チーム(理数科スジエビ班・A rt community班・あにまるレスキュー班)がポスター部門に選出されました。

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     この大会は生徒間の発表だけでなく、オックスフォード大学名誉教授の苅谷剛彦先生をはじめ、多くの学術研究の第一人者や文化人・著名人の方々から探究活動や将来についてのお話を伺える、とても刺激的な大会です。
     2年生のポスター発表の様子です。

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     これまでの研究・発表活動を繰り返す中で、自分たちが時間をかけて真摯に向き合ってきた研究内容を楽しそうに語っています。

     発表が終わった後も、講評してくださった先生方から積極的にアドバイスをいただく様子が見れたことは、何よりの成果です。
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     また、参加した国分高校生が率先して将来の仲間づくりを行っていたことも印象的でした。
     課題研究は子どもたちの「名刺」代わりになります。「あ!あの発表の人だね。すごく面白かったよ!」という声が、会場のあちらこちらから聞こえてきます。

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     大会が終わっても、子どもたちの研究活動はずっと続いていきます。これからもたくさんの人たちとの関わりを通して、自己研鑽に励んでいって欲しい、そう思えるシンポジウムでした。

  • 2025年02月19日(水)

    2年生SR:論文作成講座

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     1月31日(金)の成果発表会を終え,上位大会に参加する生徒以外はプレゼン・ポスター発表が終了しました。

     3年生のSSでは,自分たちの研究を論文にする作業を行います。今日はそのための準備として,論文作成講座を開催しました。

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     講師は第一工科大学専任講師の森園 由香先生です。森園先生は本校のOGであり,また女性科学者としての先輩でもあります。

     生徒たちが論文を書く際に陥りやすい失敗例を挙げて,講演くださいました。写真やグラフを載せて,その説明を口頭で行っていた発表と異なり,論文は読み手のペースで理解して,誤解を与えない様にする必要があります。

     例えば「凍結乾燥したキンカンと牛乳,砂糖を用いた」と書いた場合,実際に凍結乾燥したのは何でしょう? このような曖昧さを読み手に与えないように,記述する必要があります。

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     今日は研究班ごとに着席したので整列はしておりませんが,そのおかげで班員と顔を合わせ,目配せしながら講演を確認できたと思います。

     是非しっかりと記述してください。内容によっては,学会誌や同好会誌への投稿を目指すのも良いでしょう。受験の際に「私,高校時代にこんなことしました」という項目の一つに使えます。

  • 2025年02月07日(金)

    令和6年度 いきいき教育活動表彰

    2025年2月7日に鹿児島県庁で、令和6年度 いきいき教育活動表彰式(鹿児島県教育員会主催)がありました。本校からは、下記の団体・個人が受賞しました。

    ・サイエンス部リン酸班(課題研究)

    ・仲宗根 倫太郎さん(カヌー)

    ・安水 昂大さん(ハンドボール)

    仲宗根さん・安水さんは、所用のため出席できずに、リン酸班の2名が授賞式に参加しました。

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    リン酸班は、代表でプレゼンテーションをしました。

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    地頭所 恵 教育長との記念写真

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    鹿児島県教育委員会公式キャラクター「かごまる」とも記念写真

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    *「かごまる」は,第47回全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文)の大会マスコットキャラクターとして誕生しました。今後は,児童・生徒の文化活動の更なる活性化を図るとともに,県教育委員会の取組等を広く県民の皆様に知っていただくため,鹿児島県教育委員会公式キャラクターとして活用します。

  • 2025年02月03日(月)

    2024年度 霧島市民表彰【リン酸班】

     2025年2月2日(日),国分ハウジングホール(霧島市民会館)にて2024年つくばサイエンスエッジで文部科学大臣賞を受賞したリン酸班が,2024年度 霧島市民表彰(優秀成績表彰)を受賞式がありました。

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  • 2025年01月31日(金)

    令和6年度SSH成果発表会

    1月31日(金)に令和6年度SSH成果発表会が行われました。今回で第7回目になりました。生徒たちが課題研究に取り組んだ成果を発表する貴重な機会です。今回も第一工科大学様の御厚意で,大講義室や体育館を会場を使用させていただきました。生徒や職員,保護者の他にも串木野高校の生徒の皆さんや他校の先生方にも参加していただき,大盛会でした。また,オンラインで参加していただいた方もおられて,合計700人程の盛大な発表会になりました。

    それぞれの班でポスターを作成し,発表に向けて準備を進めました。

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    開会式は大講義室で行われました。とても良い雰囲気でした。国分高校生は常に話を聞く姿勢が素晴らしいです。

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    プレゼンテーションの発表は次の6班です。1 あにまるレスキュー班(社会科学),2 波班(物理),3 地域史広め隊(教育),4 エビ班(生物),5 Art Commuinity班(芸術),6 トンボ班(生物),7 硫化水素班(化学)

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    各班の発表は,しっかり練られた内容になっており,とても素晴らしかったです。これまで真摯に探究活動に取り組んできた成果になったのではないでしょうか。また,発表の内容に対する質疑応答では,会場から時間が足りないくらいの質問が出されました。その質問に対して,発表者もしっかり受け答えをしていました。とても立派な質疑応答でした。

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    ポスター発表は体育館で行われました。会場一杯にポスターが貼られ,そのポスターを囲んで発表と質疑応答が行われました。プレゼン発表と同様に,とても充実した発表と質疑応答が行われました。

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    最後に閉会式が行われ,その後に運営指導委員会が開催されました。閉会式での小濵生徒会長の挨拶が素晴らしかったという評価をいただきました。

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    運営指導委員会でいただいた御意見は以下のとおりです。

    (良かった点)

    生徒たちのレベルアップに驚いている。プレゼンだけでなく,ポスターの作成方法が良い。理数科と普通科の違いが分からないほど普通科も良かった。アート分野の研究に取り組んでいる生徒がいるのは素晴らしい。研究を地域に還元しようとする姿勢が良い。学校としての伝統・引継がうまくいっている。身近な問題をサイエンスに関連付けようとしている。取材等の課題研究の行動力に感心した。生徒や職員が楽しそうに取り組んでいる。国分高校のSSHがうまくいっているのは人の話を聞く姿勢が良いからだと感じた。

    (改善を要する点)

    発表がアニメーションやスライドを多用したものが多いので,もっとシンプルに。聞きやすい,分かりやすい,伝わりやすいということを考えて。疑問をぶつけて返ってきた回答に対してあっさり納得しているところが気になったので,再質問をするくらいの粘り強さがほしい。研究内容の根拠や検証にもう少しこだわりを持ってほしい。発表内容が出だしと途中・最後でずれているものがあるので筋が通ったものを作り上げてほしい。

    とても充実した一日になりました。生徒たちにとって本当に素晴らしい経験になりました。これから更に充実した課題研究に取り組むことができるように頑張ります。素晴らしい会場を使用させていただいた第一工科大学様,貴重な御意見をくださった運営指導員の皆様,本当にありがとうございました。

  • 2025年01月28日(火)

    表彰式・壮行会・離任式

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     1月28日(火),表彰式で以下の団体が表彰が行われました。

    ・第75回鹿児島県高等学校新人ハンドボール競技大会 優勝 男子ハンドボール部
    ・第77回鹿児島県書道展 硬筆の部 県書道会賞 堀口 美結

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    ・第72回統計グラフ全国コンクール 佳作 理数科トンボ班    
    ・令和6年度鹿児島県統計グラフコンクール 学校賞,特選 醤油班

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    ・第5回県高校生探究コンテスト 社会科学の部 優秀賞 あにまるレスキュー班,優良賞 アートコミュニティ班
    ・同探究コンテスト 自然科学の部 優秀賞 窒素班,優良賞 硫化水素班

     

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    ・九州大学「世界に羽ばたく高校生の成果発表会」 ポスター部門 奨励賞 硫化水素班

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     その後,2月8日(土)に横川体育館で行われる九州大会に出場する,ハンドボール部の壮行会が行われました。

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     九州大会を勝ち抜ければ,大分県で行われる全国大会に繋がります。是非がんばってください。

     そして,1月いっぱいで退職される保健体育科:坂口先生の離任式が行われました。

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     ダンス部と一緒に文化祭のステージを盛り上げてくださった坂口先生,クリスマスステージもありがとうございました。

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     これからも元気いっぱいで,がんばってください! ありがとうございました。

  • 2025年01月18日(土)

    探究コンテストで大活躍!

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     1/31(金)カクイックス交流センターにて、県内の県立高校生約300人が一堂に会してこれまでの課題研究の成果を発表しあう「高校生探究コンテスト」が催されました。

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     本校からは理数科普通科併せて14班45人が参加。スライドとポスター部門で県の仲間たちとともに、社会課題を科学的アプローチに基づいて共有し合いました。

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     コンテストだけでなく、参加生徒に向けたワークショップも開催。普段は別々の場所で学ぶ生徒たちが60グループに分かれて、対話的で深い学びを体験します。刺激溢れる1日となりました。

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     本校の参加生徒のコンテスト結果は以下の通りです。

    【スライドの部】
    〇社会科学部門
     優秀賞:あにまるレスキュー班
     優良賞:art community班
    〇自然科学部門
     優秀賞:窒素班
     優良賞:硫化水素班

    【ポスターの部】
    〇協賛企業特別賞
     hot spring班(株式会社JTB霞ヶ関事業部様より)
     ミライ班(STEAM Sports Laboratry様より)
     えいご班(SDGs products株式会社様より)

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     賞だけでなく、探究の深まりのヒントをたくさんの方々からいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

     

  • 2024年12月22日(日)

    世界に羽ばたく高校生の成果発表会in九州大学

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     12月22日(日),九州大学伊都キャンパスにて 「世界に羽ばたく高校生の成果発表会」が催されました。 本校からはペーパー(レス)班(普通科),、硫化水素班(理数科),トンボ班(理数科)が出場の機会をいただきました。

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     ペーパーレス班

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     硫化水素班

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     トンボ班

     発表5分+質疑5分を3本繰り返す発表形式で行われ,審査員の先生方からの質疑の多くが核心をついたものでした。 全60チームが出場した本大会はSSH校以外の発表も多く,普段見慣れないハイレベルなものが最終審査4つに残りました。

     その後,高校生による交流会も開かれました。

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     課題研究の世界は広いですね。 今回参加した3班の皆さんは,発表と質疑で得た知見を今後の研究に役立てていきましょう!

     日帰りでの博多往復は大変だったでしょうが,国分高校はこのような生徒の発表機会のために,SSHの予算を最大限使っています。皆さん経験値を高めて,自分磨きを続けてください。

  • 2024年12月20日(金)

    東大加藤先生による科学技術イノベーション講演会

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     東京大学大学院工学系研究科長・工学部長の加藤泰浩先生が,国分高校の1・2年生を対象にイノベーション講演会でご講演くださいました。テーマはズバリ「東大工学部に行こう!」です。

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     加藤先生の研究履歴から海底のマンガンノジュール発見から始まったレアアース利用の研究,そこから見えてくる日本の繁栄に関わる意識など,目からうろこの落ちる話がたくさんありました。1100兆円の日本の借金を,今からの現役世代の税金で負担しないために何が必要か,夢のあるお話でした。

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     加藤先生はノーベル賞を2部門狙っており,実現されるだろうとの話でした。海水中からレアアースがマンガンノジュールに蓄積するメカニズムを解明し,時間短縮を図ることができれば,きっと日本の経済発展に大きく働くでしょう。そして,資源を争い合う陸上金属ではなく,海洋からの資源確保で世界中の紛争も軽減できるようになることでしょう。とても夢のある話です。

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     東大工学部の先生方の研究ダイジェストもしていただき,現在の工学部大学生・院生がどのような進路を目指しているのか,夢のあるお話でした。東大工学部に行けば,未来は無限大に広がっています!

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     講演会場でも質問が出て,先生がフランクにお答えくださるのが印象的でした。

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     1年生は,7限GSの時間に希望者が視聴覚室に集まり,個別に質問に答えていただく時間を取ることができました。

    ・研究は自分が成功するためでは無く,人のため,人類に貢献するために行うべき!

    ・高校時代に機会があれば留学すべき。でも,金銭的にも難しいので,絶対に英語を得意教科にしよう!これが受験だけではなく,大学での研究や人生経験そのものを大きく変えてしまいます。

     大事なことなのでもう一度いいます。英語に苦手意識を持たず,必ず英語ができるように心掛けましょう!

    ・将来の無限の可能性を広げるために,絶対に東京大学に来た方が良い。大学受験時に東大に届かない場合には。。。。。裏技を教えておきます(ブログでは秘密です)。

     あっという間の質問タイムでした。日頃考えたことのない視点からの話が多く,本当に経験値の高まる講演会でした。加藤先生,遠く国分高校までおいでいただき,ありがとうございました。

     国分高校の皆さん,東大工学部を目指しましょう!