12 SSH

  • 2024年11月19日(火)

    SSH交流フェスタ

     11月19日,県民交流センターにて県内のSSH5校が集まり,課題研究の披露会を行いました。日ごろの成果を発表しあい,さらにポスター発表会でコミュニティ力を高めあう研修会を行いました。

     国分高校からは,プレゼン部門に2班が出場しました。

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     中学校の理科実験で硫化水素の発生実験に関する事故をいかに防ぐかを研究した化学:硫黄班です。

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     国分郡田川に生息するアオハダトンボの保全に関する研究を発表したトンボ班です。

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     国分高校が運営した,ポスター発表会です。練習試合感覚で,いかに質疑応答や発表をより良く行うか,研修しました。

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     国分高校のクロダイを研究した班のポスター発表です。

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     質問の「コツ」を気にしながら,どのような問いかけを行うべきか,研修しました。また,自分の発表を振り返った感想や反省を,オープンチャットに書き込んでみんなで共有しました。今どきの研修スタイルですね。

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     注目すべき視点について意識したのち,再度発表してみます。発表状況をビデオに録り「ここのうなずきは,非常に良い姿勢ですね」「この問いかけへの対応態度は皆さん見習うべきでしょう」というような振り返りをしながらポスター発表を繰り返しました。

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     ステージ発表の表彰では,4位相当の優良賞に化学:硫黄班が選ばれました。

     閉会式で,JSTの野沢氏から次のような講評がありました。

    「課題研究はストーリーです。なぜ?不思議?どうなってるの?という問いを立てることが研究の命です。できれば,身の回りにあるありふれた事象から,そのような問いを見出す力をつけてほしいです。そして,どうしたら自分たちに追求することができるのか,ということを考える力を身に着けてください。それが『探求力』です。同じ研究をしている仲間たちから,学校から,地域から,社会から,君たちがその探求力を求められていること,ぜひ意識してください。文科省は20億円以上の予算を付けて,皆さんの探求力に期待しているのです」

     国分高校の皆さんは,本日のフェスタに臨む姿勢が非常に優れていました。自信をもって,今後も研究をどのように発信するのか,工夫していきましょう!

  • 2024年11月07日(木)

    理数科朝礼:質疑応答の極意!

     11月7日(木),理数科朝礼が行われました。3年生の理数科朝礼への参加は,次回12月が最後とのこと。どんどん季節が進んでいきますね。

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     輪番で,各学年2人がスピーチを行います。部活動への思い,日常生活での気づき,高校生として感じる出来事を紹介しながら,友人に紹介します。こういう発表も,課題研究発表などの練習になりますね。

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     理数科主任の河野先生から,先日の大会で生徒から「質疑応答が怖い」という声について,お話がありました。

     「失敗のプレゼンは,質疑が出ないこと。誰も興味を持ってくれなかったということだから」「質問してくれたということは,よく聞いてくれたという証だから,まずは感謝の気持ち:ありがとうございます!を表明しましょう」「まず答えることはYes or No。簡潔に『やりました』『考えていません』と答えてから,その理由を説明しましょう」

     そして河野先生から一言「3年生,気付いたかな?このやりとりは,面接練習でも同じことを言われるよね。課題研究での取組は,皆さんの進路実現の全てに反映されてくるのです。国分高校は,この強みを生かしていきましょう」

     理数科だけにとどまりません。国分高校の武器を最大限に生かしていくためにも,皆さん少し意識していきましょう!

  • 2024年10月31日(木)

    令和6年生徒理科研究発表会

     令和6年10月31日,県民交流センターにて生徒理科研究発表大会が開催されました。課題研究の現在の成果を披露しあう高文連の大会で,本校からは理数科の1,2年生がプレゼン発表11班,ポスター発表2班に出場しました。

     物理分野は2班です。

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     2年生が波の研究を披露しました。様々な実験条件を作成した結果を披露しました。

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     1年生は,教科書に例示されるペットボトルから水が出てくる放物線について,あっと驚く研究成果を披露しました。

     化学分野は4班出場しました。

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     BTB班は,沸騰石を入れて加熱したさにアルカリ性になることを証明しました。

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     硫化水素を発生させる実験で救急搬送事故が起きるのを,防ぐための手法を提案しました。

     他にもバリウム元素が炎色反応で緑になる条件を探し当てたり,自然環境での二酸化窒素イオンの濃度を測定して赤潮を抑制する研究も披露しました。

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     トンボ班は,準絶滅危惧種に関する研究を披露しました。

    08エビ

     エビ班は50数回にわたるフィールド調査の結果を披露しました。

    09惑星表面

     1年生惑星班は,天体望遠鏡で木星や土星の表面に起きる発光現象を探索した経験を披露しました。

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     超新星の観察を計画している1年生が,現状を解説しました。2年生桜島班の写真は撮りそびれました。

     参加希望が多かった生物分野では,1年生の2班がポスター発表に臨みました。

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     成績発表では,化学班の2年生BTB班が最優秀賞を得て,九州大会および来年夏の全国総文祭の出場権を獲得し,同じく化学班の1年生炎色反応班,物理班の放物線班が12月開催の九州大会出場権を得ました。

     受賞された皆さん,おめでとうございます。賞が取れなかった研究班も,今後さらに修正を加えて,よりよいものにしていきましょう。生物会場の閉会式で,審査員の先生が言われました。

    「以前と異なり,最優秀賞を受賞する学校以外にも,多くの学校が素晴らしい成果を披露しあう,ボトムアップの現状が見られます。ぜひ,何を伝えたいのか,どこがおもしろいと思われるのかを聞き手に伝えるように,発表内容を精選してください」

     受賞は喜ばしいですが,もし届かなくても,研究に向かう姿勢と意欲,試行錯誤の悩みを経験として,自分自身の成長に役立てていきましょう。皆さんお疲れさまでした。

  • 2024年10月10日(木)

    2年生SRプレゼンテーション講習会

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     10月9日(水),東京海洋大学の柴田先生を講師にお迎えし,プレゼンテーション講習会を開催しました。先日中間発表を終え,九州大学での課題研究大会などを控えた班もあります。また,12月の中間発表II,1月の課題研究発表会に向けて,自分のプレゼンを向上させる意識が高まっています。

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     スライドに文字と写真を載せる,唯それだけでも,細やかな配慮が差を付けるということを知りました。

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     柴田先生ご自身も,高校生のときにISEFに2回出場したそうで,その後はISEFに出場する高校生を支援する団体に所属しているそうです。そのため,高校生がつまずきやすいところ,やりがちな失敗について,様々な事例をご存じです。

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     どれだけのことを受け止められたか,これも各自の個性です。皆さん,個性を磨いて自分の課題研究を「楽しく」発表してくださいね。

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     全体会が終わった後,10月末に生徒理科研究発表大会に参加する理数科の生徒のプレゼンを6班,丁寧に見ていただきました。全ての班を指導終えたのは6時過ぎでした。柴田先生,本当にありがとうございました。研究大会で各部門1位になれば,来年夏に香川「うどん県」にて総文祭に参加できます。このご恩を優勝でお返しできればと思います。

  • 2024年10月07日(月)

    リン酸班_読売新聞(九州版)掲載

     2024年10月5日の読売新聞(九州版)に,つくばサイエンスエッジ2024で文部科学大臣賞を受賞したリン酸班が掲載されました。

     取材の様子です。

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    下記のURLから読売オンラインの記事が閲覧できます。

    https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20241005-OYTNT50109/

  • 2024年09月15日(日)

    日本動物学会に参加してきました

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     9月14日(土),理数科2年生トンボ班が,長崎大学で開催されている日本動物学会高校生ポスター発表大会に参加してきました。朝5時45分国分駅発の日帰り参加,かなりハードでした。

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     開催イベント「動物ひろば」では,マミズクラゲやウニの授精実験観察など,普段出会えない生き物たちに触れ合うことができました。写真はウニの外骨格です。

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     ほかの高校生の発表を見るのには,まだまだ遠慮が働いて遠巻きになってしまいました。

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     自分たちの発表の番です。4月末から野外で取ってきたデータをまとめ上げてここまで来ました。うまく聴衆に届けられるか,ドキドキです。

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     今回はコンテストではなく,順位は付きませんでしたが,とても良い経験になりました。これから9月末の校内中間発表,10月末の県高校生理科研究発表大会,11月の夢の翼コンテストなど,挑戦が目白押しです。

     自分たちのデータをもう一度見つめなおし,さらに良い発表になるよう,頑張りましょう。

  • 2024年09月10日(火)

    日本地質学会ジュニアセッションに参加

     体育祭の翌日,早朝に鹿児島空港から出発し,東北・山形大学で開催された日本地質学会に,理数科2年生が参加してきました。 

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     次の桜島大噴火時の降灰分布を予測するIVとして,ポスター発表しました。

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     大学の研究者にも質問されましたが,何とか伝え切れたと思います。

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     翌日には,東北大学の災害科学国際研究所を訪問しました。サイエンス部顧問の先生がお知り合いと言うことで,今回の訪問が実現しました。

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     今回の発表旅行は,SSHの運営費から旅費が支給されており,生徒の経済的負担が非常に小さいもので参加できました。これからも,様々な経験を積んで行きたいと思います。

  • 2024年08月21日(水)

    桜陰理工系女子育成プログラム

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     8月21日(水),1年生の希望者を対象にした標記のSSH研修を行いました(陰には「くさかんむり」が本来つきます)。

     平成30年の第I期採択時から,理系に進む女子生徒を応援するプログラムとして開催しています。今回は鹿児島大学農学部の女性研究者を訪問しました。

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     研究内容もですが,女性として研究室を運営するようになるまでの出来事や苦労点,充実している研究内容などを伺いました。

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     最先端の研究装置も見せていただきました。

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     講演だけではなく,学生さんも交えて「研究者になるために必要なこと」などを伺いました。

     日本でも女性研究者を増やそうと「女性限定の採用試験」などを行う大学も増えてきています。今の世の中,女性だから男性だからではなく,一個人としての能力を評価しようという流れになりつつあります。本日参加してくれた1年生からも,是非そのような夢を叶える研究者が育って欲しいと願っています。

    【注意】

     女子育成プログラムとしてありますが,参加予定数に希望者が満たなかった場合には男子生徒にも門戸を開くこととしています。JSTが運営しているSSHの中に「女性研究者を育てる」という目標があり,それに従っています。

  • 2024年08月21日(水)

    理数科高校課題研究発表大会(島根)

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     8月19日(月)~20日(火)にかけて,島根県で開催された「中国・四国・九州地区 理数科高等学校課題研究発表大会」に,本校からプレゼンテーション部門に3年生リン酸班,ポスター部門に天文班が出場しました。

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     リン酸班が優秀賞3位に選ばれました。おめでとうございます。

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     しかし,島根県は遠いです。前泊して大会に臨み,終了後もその日には帰れませんでした。長時間の旅行も有意義に使い,楽しい思い出になりましたかね?

  • 2024年07月29日(月)

    グローバルリンクシンガポール2024②

     つくばサイエンスエッジで最高賞である文部科学大臣賞を受賞したリン酸班が日本代表として、グローバルリンクシンガポール2024に出場しました。

     大会に参加したメンバーでくじ引きをして、グループにわかれてお話しながら夕食を食べ、国際交流しました。

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     最終日は、フリータイム(観光)です。

     屋上プールからシンガポールが一望できるホテル「マリーナ ベイ サンズ シンガポール」です。

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     シンガポールと言えば「マーライオン」

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     お土産(ショッピング)も

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     シンガポール・チャンギ国際空港です。午前1時20分発の飛行機で、福岡まで帰ってきます。

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     今まで、ご支援・ご指導してくださった同窓会(桜蔭会)、PTAの方、鹿児島大学の先生方、国分高校の先生方、貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました。

     これから進路実現(受験勉強)で恩返しします。

  • 2024年07月29日(月)

    科学の祭典に理数科も参加しました

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     7月27日(土)~28日(日)にかけて,鹿児島市鴨池の鹿児島市立科学館で開催された「科学の祭典」に,本校からも理数科の西先生と2年生を中心に「星砂と宝石を探そう」というブースを出店しました。

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     来場した子ども達に,理数科2年生が中心となって星砂探しを紹介します。

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     子どもの集中力は,本当にすごいですね。お兄さんお姉さんとして,本校生も立派に手伝ってくれました。

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     合間には,他のブースも体験します。カルメ焼き作るの初めて!

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     一画には,国分高校の国分高校の課題研究を紹介するポスターも掲示しました。

     2日間で1303人の来場が,国分高校のブースにはありました。子供たちに楽しんでもらうこともですが,本校生が講師となって話をする経験が,一番の宝物かもしれません。

  • 2024年07月28日(日)

    サイエンスインターハイ@SOJO

     7月27日(土),崇城大学が主催するサイエンスインターハイ@SOJOが開催されました。今回は出場権を得た硫黄班が借りるバスに便乗し,全4班が崇城大学まで行ってポスター発表をしてきました。

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     2年生トンボ班,初めて観察内容をまとめた発表になりますが,伝えたいことが言えましたかね?

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     普通科2年生も,オゾン班として参加しました。初めての発表,どうでしたか?

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     理科実験などで生徒の健康被害を引き起こす硫化水素などを,簡易に検出する方法を模索している硫黄班。彼らが本大会に選ばれて,みんなを連れてきてくれました。

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     3年生リン酸班も,最後の発表機会として参加しました。さすが3年生,落ち着いています。

     これから9月末の中間発表1に向けて,2年生は研究成果をまとめ上げていく必要があります。他者に理解してもらえるようにするためには,みんなに聞いてもらうのが一番です。お互いに発表を見せ合いながら,切磋琢磨していきましょう。

  • 2024年07月27日(土)

    舞鶴フィールド研修 I

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     7月26日(金),理数科1年生を対象に,舞鶴フィールド研修Iが行われました。この研修は,霧島ジオパークの中でも特に霧島市に特化して,大地の刻む不思議を紹介する講座で,毎年大好評です。

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     まずは国分重久の山道を登りながら,火砕流と湖の作り上げた地層を観察します。ただの崖が,宝物に見えてくる!

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     火砕流が堆積した溶結凝灰岩。加工しやすい石材として,鹿児島県では昔から使われています。

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     天降川上流では,約30万年前の加久藤カルデラ,その上に約10万年前の阿多カルデラ,2.7万年前の姶良カルデラと,何度も火砕流に覆われては復活してきた環境が見て取れる場所があります。

     鹿児島県は,破局的な火山活動の影響を受けながら,度々回復してきた土地なのです。なので,古い生き物はあまりいませんが,移動能力のある生き物が侵入してきた歴史があります。

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     大出水の湧水です。大量の湧き水が噴出し,おいしい水を汲みに来る方も多いようです。ここに来れば・・・・・

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     毎年恒例ですが,高校1年生は本当に元気です! 先輩たちに聞いて,ちゃんと着替えを持ってきているとのこと。なお,生き物観察も行い,ちゃんとした「研修」です!

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     最後に鹿児島神宮の裏手にある,貝塚を見学しました。標高10mほどのところに貝塚がある。この違和感に気付いた人は,約1万年前から地面が隆起してきたことを感じ取れます。隼人の沖の神造島(3島)も,この隆起によってできたと考えられています。

     身近な大地に刻まれた地球の歴史,今日の話が面白いと思ってくれた方は,是非地学の道に進んで,将来は霧島市に勤めて「世界ジオパーク」に認定されるための活動に,力を貸してください!若い世代に強く期待します。

  • 2024年07月27日(土)

    グローバルリンクシンガポール2024

     つくばサイエンスエッジで最高賞である文部科学大臣賞を受賞したリン酸班が日本代表として、グローバルリンクシンガポール2024に出場しました。

     福岡から空路でシンガポールへ向かいました。

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     ますは、記念写真

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     ブースプレゼンテーションでは、緊張しながら英語で発表しました。

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     次に、ポスターセッションです

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     緊張しながらも、何とか1日目の英語でのプレゼンテーションを乗り切ることができました。明後日まで大会があります。がんばります!

  • 2024年07月23日(火)

    舞鶴フィールド研修II

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     7月23日(火),理数科2年生を対象に舞鶴フィールド研修IIが実施されました。この研修は,学外の有識者に教えを請うかたちで,課題研究をより高みへと押し上げることを目的にしたものです。

     生物・エビ班は,鹿児島大学水産学部の塩﨑一弘教授にDNAによる比較を研修しました。

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     生物・トンボ班は,県庁土木部河川課治水係の小田原様,坂本様を講師に迎え,河川行政の計画立案や工事の実際の発注部署などを伺い,自分たちの研究成果をどこに伝えれば良いのか,実感がわきました。

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     化学班はリモートで,鹿児島大学理学部の神長先生に教えを請いました。

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     地学班は,防災科学研究所の瀧下恒星研究員に,研究の方向性について研修を重ねました。5月の幕張メッセで行われた会合で,本校のポスターを見てくださったのがご縁で,今回の研修に繋がりました。

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     物理班は,トヨタ車体研究所ボデー開発部 小野健吾様に来校いただき,波の不思議に挑みました。

     国分高校は全生徒が課題研究に参加しますが,この研修を見ると理数科独自のプログラムが充実しているとわかります。

      さあ,夏に研究を進めて,実りの秋を期待しましょう!

  • 2024年07月18日(木)

    県保健福祉部子ども政策局からのお知らせ

     国分高校の皆様へ 鹿児島県の保健福祉部子ども政策局からの依頼を2つご紹介します。

    1 若者の意見を取り入れて政策を立てたい

     「かごしま子ども未来プラン2020」を見直しする際に,子ども・若者の意見を反省させたいそうです。

    募集期間:7月17日(水)~8月23日(金)まで

    回答はこちらをクリック  パンフ若者の意見募集[PDF:179KB]

    ・ あなた自身が鹿児島であなたらしく成長するために望むこと
    ・ 将来,あなたが鹿児島で結婚,妊娠・出産,子育てするために望むこと

    について,意見を募集しています。

     課題研究で子育て政策等に意見を持っている生徒,あるいは鹿児島県に自分の考えを伝えたい生徒,その他希望する生徒は意見を述べてください。

     

    2 鹿児島県民大学とことんまなぶー講座

     ~未来の自分と子どもの健康を守るプレコンセプションケア~

    鹿児島県民大学とことんまなぶー講座[PDF:4MB]

    kosodateとことんまなぶー講座

     若者に対し,主体的に将来を選択できるよう,妊娠・出産等に 関する医学的・科学的な知識や支援制度を踏まえたライフプランニングを考えるき っかけを提供するため,鹿児島大学と連携し,「未来の妊娠・出産を考えるきっかけ づくり事業」を開催するそうです。

    申し込み〆切 8月10日(土)

    申込はここをクリック

     

  • 2024年06月14日(金)

    理数科集会:1年生初めてのスピーチ

     6月13日(木),理数科集会で初めて1年生がスピーチを行いました。

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     生き物を観察するのが好きなので,理数科では「好き」を生かして課題研究に取り組みたいです!

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     先輩方に教わる際にも,初対面よりも挨拶したことがあったり,質問したことがあった方が,かわいがってもらえると思います。よろしくお願いします。

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     理数科主任の河野先生は,イオンの一般客会場で「人工イクラ」の実験を披露する際に,ビーカーやガラス棒の破損の可能性を職員に指摘され,「実験はガラス器具で行う」という固定観念にとらわれていた自分に気付いた話をされました。7月に国分小学校6年生に科学教室で披露する際には,プラスチックコップやポリビニル製スポイトを使うそうです。

     皆さん,勉強とは自宅で机に向かい,集中して数時間するものだと思い込んでいませんか? 理数科集会の集合を待つ5分間,終礼から部活動が始まるまでの15分間,隙間の時間をしっかり使う受験生は,夢を叶えていきます。高校3年間は,あっという間に過ぎてしまいます。課題研究での素晴らしい経験と,確かな学力を兼ね備えて,自分の将来の夢を実現させていきましょう。

  • 2024年05月23日(木)

    全校朝礼,教育実習生紹介,表彰式

    5月21日(火)に全校朝礼が行われました。教育実習生の紹介,地区大会の優勝やつくばサイエンスEdge2024の文部科学大臣賞ほか上位入賞の表彰が行われました。また,ゴールデンウィーク中にオーストラリアで開催された大会に日本代表として出場した仲宗根君は2位に入賞し,メダルが授与されました。表彰が多いと学校の活気を感じますね。賞を受けたり受けなかったりは別として,日々の高校生活を充実したものにすることに本当の価値があると思います。明るく楽しく,日々の高校生活を過ごしてください。

    教育実習生は国分高校の卒業生です。校舎や1年生の制服が当時とは異なるので,違和感はあるかもしれませんが,先輩たちから受け継がれている国分高校生の良さは健在だと思います。母校で一生懸命に実習を頑張って,教員になって思います。

    地区大会の表彰の様子

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  • 2024年05月22日(水)

    2年生の自主ゼミが活発です

     2年生は週2時間,サスティナビリティサイエンス(SR)として課題研究に取り組んでいます。1年生後半から「何を研究するか」について悩みながら班分けを行ってきました。

     進捗している班では「もっとこうしたい!」という強い意志を発揮して,自主ゼミを立ち上げています。現在11班が登録申請しているようです。

     5月21日(火)は,放課後に活動している自主ゼミに出会いました。

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     放課後,SSH主任の神園先生に「自分たちの今まで」を説明している生徒たち。こういう積極的な姿勢が「そういう考え方もあるかも」という新たな気づきを与えてくれます。

     

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     耐塩性植物班は,鹿児島大学の先生たちにアポを取り,ZOOMで質問しています。デジタル機器を駆使する現代の高校生は,機動力が違いますね。

     求めた分だけ自分たちの研究が高みに到達するやりがい,これこそ課題研究の醍醐味でしょう。今は様々なコンテストも開催されています。是非積極的に挑戦してみましょう。

  • 2024年05月17日(金)

    県知事表敬(リン酸班)

     2024年5月17日に,つくばサイエンスエッジで文部科学大臣賞を受賞したリン酸班が鹿児島県知事へ表敬訪問をしました。

     はじめに、研究成果を知事にプレゼンをしました。

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     その後、知事の質問がありました。装置の原理、将来の進路についての質問がありました。特に、知事は赤潮についてに関心が強く、多くの質問をしていました。

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     最後に記念写真です。

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     次に、鹿児島県教育庁の方に移動し,副教育長と教育次長の前でもプレゼンをしました。装置の説明や今後の研究についても質問を受けました。

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     来週は、鹿児島県水産振興課,鹿児島県水産技術開発センターの方々らと意見交換会があります(まだまだ忙しいリン酸班です)

  • 2024年05月16日(木)

    栗野中学校で行われた進路学習「先輩から学ぶ」に招待していただきました。

    5月16日(木)に栗野中学校で行われた進路学習「先輩から学ぶ」に招待していただきました。

    本校から,栗野中学校出身の生徒たちが参加しました。現在取り組んでいる課題研究の内容を発表したり,中学生からの質問に答えたりしました。久しぶりの母校で,今頑張っている取組を発表することができて,生徒たちは嬉しかったようです。また,今回の発表で新たな視点や課題が見つかったみたいなので,今後の内容の充実に期待したいです。このように,人前で発表する機会を得ると,今まで気付かなかったことに気が付いたり,成長のきっかけに繋がったりします。貴重な経験をすることができて良かったですね。招待していただいた栗野中学校の皆様,本当にありがとうございました。

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  • 2024年05月15日(水)

    統計学講座と理数科2年生SR

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     5月15日(水),普通科2年生は統計学講座を体育館で受講しました。講師は元本校職員の脇薗祐一先生です。

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     統計って漢字を使うととっつきにくいですが,私たちがwebをチェックしたりYouTubeを見ただけで好みを収集して,我々にCMを提供するビッグデータサイエンスも,統計を用いて行われているものです。

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     皆さん得られたデータと結論の間に,他の原因が交じっていないか,十分注意してください。

     例えば,「朝ご飯を毎日食べる児童は体力や学力が高い」という傾向が得られた時,「体力や学力が低い児童に朝ご飯を食べさせれば,能力は上昇する」というのは本当でしょうか?

     朝ご飯が原因ではなく,朝ご飯を食べられるような規則正しい生活リズムが学力向上の原因かもしれませんし,朝ご飯を提供してくださる両親の関心の高さが,体力維持に有利に働いているのかもしれません。であれば,朝ご飯を食べなくても規律正しい生活リズム,両親の関心の高さを上げれば,朝ご飯とは無関係に能力は高まるでしょう。

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     一生懸命にアンケートや実験でデータを取った時,得てして「因果関係(=直接の原因)」ではなく「相関関係(=そのような傾向がある)」を結論としてあげてしまうことがあります。そのためには,十分に比較し,みんなで大丈夫か確認し合うことが大事でしょう。

     理数科2年生は,各自の研究を進めています。

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     地学班は5月末に行われる学会発表準備でがんばっています。

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     「まさに化学!」というような意見交換。こういう時間が自分たちの考えをまとめてくれます。

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     自作の実験装置を試行錯誤している物理班。「もの作り」が新たな気づきを生み出すかもしれません。

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     休日の調査結果を整理するトンボ班。川でのメモが,意味を持つデータとして活用されるのに驚きです。「あのトンボ,15日も生きていて,今週初めて産卵したんだ!」ワクワクです。

     2年生の課題研究も本格的に始まります。今年はどんな活躍をしてくれるのか,見守る我々もワクワクです!

  • 2024年05月13日(月)

    令和6年度霧島しごと維新事業「君の夢を叶える高校フェア」

    5月11日(土)の午後に,国分シビックセンター国分ハウジングシビックホールで,霧島市内の中学生とその保護者を対象に,令和6年度霧島しごと維新事業「君の夢を叶える高校フェア」が行われました。霧島市内にある5つの公立高校の職員や生徒・卒業生ががぞれぞれの高校の魅力を紹介することで,中学生の進路選択に生かしてもらおうという趣旨の会です。

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    国分高校からも生徒二人と卒業生二人に参加してもらいました。ステージでは,高校の概要説明に加えて,卒業生にインタビューする形で話をしてもらいました。

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    ステージでの説明の後は,それぞれの高校のブースに分かれての説明でした。15分×3回の説明に,多くの中学生や保護者が参加してくれました。ブースでの説明からは,国分高校を代表する2年生の生徒2人が説明に加わってくれました。また,国分高校の生徒たちが作成した課題研究のポスターを掲示したので,国分高校の取組をよく理解していただけたのではないでしょうか。

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    質疑応答も,生徒や卒業生が明るく,分かりやすく回答してくれたので,とても雰囲気が良かったです。

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    中学生と保護者の皆さん,国分高校の魅力は十分に伝わりましたか?国分高校にはまだまだ魅力がたくさんあります。現在,中学校における高校説明会で国分高校の紹介をしていますが,6月には,夜の学校説明会を行う予定にしており,校舎内の見学も出来ます。また,説明会以外でも,随時校舎見学等には対応しているので,お気軽にお声掛けください。

    なお,当日は昨年度の学校案内パンフレットを使用しましたが,今年度の学校案内パンフレットが完成しました!中学校説明会には,国分高校らしい明るく活気のある今年度の学校案内パンフレットを持参しますので,楽しみにお待ちください。

  • 2024年05月10日(金)

    「THE TIME,」無事放映されました!

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     最近注目されているリン酸班が,MBCの朝6時50分頃から放映されるThe Time, にて放映されました!

     この番組はスタッフが来校することなく,遠隔で構成や画面などを指示された本校生徒会と理数科の生徒たちが作り上げたものです。

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     生徒会長のインタビューに答えたリン酸班によると,この測定機器の愛称(仮)は「リン子ちゃん」だそうです。安価で手軽,しかも高性能なこの機器が,鹿児島県の養殖現場を大きく変える可能性を秘めています。

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     早起きな先生方と共に,職員室で視聴しました。

  • 2024年05月01日(水)

    PTA評議員会と2年生SR始動

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     PTA評議員会が開催されましたが,その冒頭で3年生普通科肌班が課題研究を披露してくれました。保護者の皆様も生徒たちの発表を目にする機会は少ないと思います。実際に御覧になり,いかがだったしょうか?

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     肌班は,かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」にて大学生を相手に最優秀賞を手にした成果を上げています。

     優勝の様子はこちら

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     廃棄野菜を減らして農家の収入を増やしつつ,環境に優しい産業を興すことを目標とした取組に,好感が持てる内容でした。

     評議員の方々,本日はお疲れ様でした。

     さて, 水曜日の6~7限は,2年生SSHのサイエンスリサーチSRの時間です。系統ごとに分かれて,どのような研究を進めていくのか,試行錯誤しています。

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     桜島大根とハツカダイコンを植え,その成長を見ながら生育条件を変更しようと計画している班です。すくすく育って!!

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     研究の方向性を説明しても,先生方が理解できないと言うことは,どこかに独りよがりな思い込みがあるかもしれません。もう一度落ち着いてアプローチを考えてみましょう。

     今日の放課後は普通科の生徒が「自主ゼミ」の申し込みを始めていました。本格的に楽しくなる時期ですね!「面白い」と思えることが,一番の原動力です。

     

  • 2024年04月26日(金)

    1年生のSSH:グローカルサイエンスGSの1回目

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     1年生は金曜7限目がSSHの時間:GSです。1学期を使って鹿児島や霧島の魅力を知り,自分たちが調べたいテーマを考える糧となる時間を過ごします。

     今日はその第1回,そもそも課題研究・探究とは何かを,校内のSSH推進:神園先生から伺いました。

     国分高校の生徒は,今まで課題研究を通して驚くような成長を見せてくれています。世界大会に出て活躍するようなグループもありますが,賞が取れるかどうかではなく,その活動を通して何を得られたかが大切です。

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     探究って何でしょうか。「近くの人と話し合ってごらん」という呼びかけに,1年生はすぐに反応します。

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     何か一つ,まだ誰も答えを見つけていないことに対して,狭く深く,トコトン突き詰めて調べて欲しいです。その経験の中で「なぜうまくいかなかったのか」「何をすればもっとうまくいったのだろうか」と,自分を分析する力:自己調整能力を身に付けることが,皆さんを大きく成長させます。

      国分高校の3年間で,是非ここでしかできない経験を積み,希望する進路の実現につなげてください。

  • 2024年04月25日(木)

    室蘭工業大学:清水教授からのエール

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     4月24日(水),室蘭工業大学の清水一道先生が,「工学部の魅力」と「これからの皆さんへの期待」を中心として,2年生普通科に対してご講演くださいました。

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     ご自身は室蘭の製鉄技術を基にして,様々なアイデアをかたちにしてこられ,実業家の堀江貴文氏らとロケット開発に携わるなど活躍されている方です。

     情報を得るスマホや,発表を支えるプロジェクターも,全ては工学系の方々が作り出しているものです。「ものづくり」の努力と工夫を「面白い!」と感じるように,是非なって欲しいというメッセージでした。最後に,未来を担う皆さんに向けたメッセージを,掲示します。2年生は思い出しながら,他学年はスライドを読みながら想像してください。

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     いかがですか? 何も大発明をこの一年で求めているのではありません。2年生は課題研究に週2時間取り組みますが「誰かのやったことをまとめる」のではなく「これは誰も調べていないのでは?」「もっとこうなれば人々のためになるのに」というような,挑戦を意識してください。

     国分高校は代々先輩方の多くが「挑戦」をしてきました。皆さんも後に続きましょう!

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     普通科への講演終了後,理数科化学班の発表指導をしていただきました。リン酸班は,5月下旬に早稲田大学で行われる日本鋳造学会にて,高校生発表部門への招待を受けました。シンガポールでの国際大会を見据えて,多くの発表の場を経験させていただきます。

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     最後は清水先生お得意の自撮り記念写真でした。清水先生,わざわざ国分高校までお越しくださり,生徒たちへの熱いメッセージをありがとうございました。

  • 2024年04月24日(水)

    2年生理数科課題研究計画発表会

    霧島ジオパーク事務局の石川徹様を講師にお迎えして,2年生の理数科課題研究計画発表会が行われました。

    生徒たちは,これから研究を深めていく内容について,各班10分間でその内容を発表し,発表に対する指導助言や質疑応答を6分間で行いました。

    発表した6班は,桜島班,BTB班,天文班,スジエビ班,波班,硫化水素班,トンボ班です。

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    実際に研究してまとめたことを,人前で発表するのはなかなか難しいですよね。思っていたとおりにならなかった班も多かったのではないでしょうか。しかし,この経験がこれからの皆さんの成長の原動力になります。今後,発表の機会が多くなるので,しっかりと課題研究に取り組んで,班のメンバーで内容を共有したり精査したりしながら,研究のレベルを上げていってください。先輩たちが皆,通ってきた道です。

    今日の研究計画発表の内容から,今後まだまだ伸びていくのではという期待感を持つことが出来ました。ポスターにまとめたり,人前で発表をする練習をしたりして,課題研究を思いっきり楽しんでください。これからの皆さんの活躍が楽しみです。

  • 2024年04月17日(水)

    MBCテレビ ニューズナウ取材

     先日報告した「つくばScience Edge 2024」で文部科学大臣賞を受賞した件で、MBCテレビ ニューズナウの取材を受けました。

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     放送日は、MBCテレビ 4月17日(水)18:15~18:55です。放送から約1週間、MBCのホームページに見逃し配信もあります。

     是非皆さんご覧ください!

  • 2024年04月12日(金)

    理数科集会:3年生のポスター鑑賞

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     4月10日(水),対面式に引き続き,初めての理数科集会が開かれました。例年3年生が新入生に課題研究を披露する機会ですが,今年は別とポスター賞を生徒たちの投票により決めると言うことで,3年生にも気合いが入りました。

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     3年生が準備している間,新入生はまだ緊張しているようですね。

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     3年生は中間発表や成果発表会はもちろん,各種大会に出かけていき質疑応答や講評を受けているので,舞台慣れしている感じがします。

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     新入生の発表を見る姿勢,この前向きな態度が国分高校の課題研究が「なぜかうまくいっている」一番の原動力です。

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     校長先生も,本校理数科のポスター発表を生で見るのは初めてで,興味津々でした。

     さあ,これから新しい時代を1年生や2年生で作り出していきます。