12 SSH
2024年05月01日(水)
PTA評議員会と2年生SR始動
PTA評議員会が開催されましたが,その冒頭で3年生普通科肌班が課題研究を披露してくれました。保護者の皆様も生徒たちの発表を目にする機会は少ないと思います。実際に御覧になり,いかがだったしょうか?
肌班は,かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」にて大学生を相手に最優秀賞を手にした成果を上げています。
廃棄野菜を減らして農家の収入を増やしつつ,環境に優しい産業を興すことを目標とした取組に,好感が持てる内容でした。
評議員の方々,本日はお疲れ様でした。
さて, 水曜日の6~7限は,2年生SSHのサイエンスリサーチSRの時間です。系統ごとに分かれて,どのような研究を進めていくのか,試行錯誤しています。
桜島大根とハツカダイコンを植え,その成長を見ながら生育条件を変更しようと計画している班です。すくすく育って!!
研究の方向性を説明しても,先生方が理解できないと言うことは,どこかに独りよがりな思い込みがあるかもしれません。もう一度落ち着いてアプローチを考えてみましょう。
今日の放課後は普通科の生徒が「自主ゼミ」の申し込みを始めていました。本格的に楽しくなる時期ですね!「面白い」と思えることが,一番の原動力です。
2024年04月26日(金)
1年生のSSH:グローカルサイエンスGSの1回目
1年生は金曜7限目がSSHの時間:GSです。1学期を使って鹿児島や霧島の魅力を知り,自分たちが調べたいテーマを考える糧となる時間を過ごします。
今日はその第1回,そもそも課題研究・探究とは何かを,校内のSSH推進:神園先生から伺いました。
国分高校の生徒は,今まで課題研究を通して驚くような成長を見せてくれています。世界大会に出て活躍するようなグループもありますが,賞が取れるかどうかではなく,その活動を通して何を得られたかが大切です。
探究って何でしょうか。「近くの人と話し合ってごらん」という呼びかけに,1年生はすぐに反応します。
何か一つ,まだ誰も答えを見つけていないことに対して,狭く深く,トコトン突き詰めて調べて欲しいです。その経験の中で「なぜうまくいかなかったのか」「何をすればもっとうまくいったのだろうか」と,自分を分析する力:自己調整能力を身に付けることが,皆さんを大きく成長させます。
国分高校の3年間で,是非ここでしかできない経験を積み,希望する進路の実現につなげてください。
2024年04月25日(木)
室蘭工業大学:清水教授からのエール
4月24日(水),室蘭工業大学の清水一道先生が,「工学部の魅力」と「これからの皆さんへの期待」を中心として,2年生普通科に対してご講演くださいました。
ご自身は室蘭の製鉄技術を基にして,様々なアイデアをかたちにしてこられ,実業家の堀江貴文氏らとロケット開発に携わるなど活躍されている方です。
情報を得るスマホや,発表を支えるプロジェクターも,全ては工学系の方々が作り出しているものです。「ものづくり」の努力と工夫を「面白い!」と感じるように,是非なって欲しいというメッセージでした。最後に,未来を担う皆さんに向けたメッセージを,掲示します。2年生は思い出しながら,他学年はスライドを読みながら想像してください。
いかがですか? 何も大発明をこの一年で求めているのではありません。2年生は課題研究に週2時間取り組みますが「誰かのやったことをまとめる」のではなく「これは誰も調べていないのでは?」「もっとこうなれば人々のためになるのに」というような,挑戦を意識してください。
国分高校は代々先輩方の多くが「挑戦」をしてきました。皆さんも後に続きましょう!
普通科への講演終了後,理数科化学班の発表指導をしていただきました。リン酸班は,5月下旬に早稲田大学で行われる日本鋳造学会にて,高校生発表部門への招待を受けました。シンガポールでの国際大会を見据えて,多くの発表の場を経験させていただきます。
最後は清水先生お得意の自撮り記念写真でした。清水先生,わざわざ国分高校までお越しくださり,生徒たちへの熱いメッセージをありがとうございました。
2024年04月24日(水)
2年生理数科課題研究計画発表会
霧島ジオパーク事務局の石川徹様を講師にお迎えして,2年生の理数科課題研究計画発表会が行われました。
生徒たちは,これから研究を深めていく内容について,各班10分間でその内容を発表し,発表に対する指導助言や質疑応答を6分間で行いました。
発表した6班は,桜島班,BTB班,天文班,スジエビ班,波班,硫化水素班,トンボ班です。
実際に研究してまとめたことを,人前で発表するのはなかなか難しいですよね。思っていたとおりにならなかった班も多かったのではないでしょうか。しかし,この経験がこれからの皆さんの成長の原動力になります。今後,発表の機会が多くなるので,しっかりと課題研究に取り組んで,班のメンバーで内容を共有したり精査したりしながら,研究のレベルを上げていってください。先輩たちが皆,通ってきた道です。
今日の研究計画発表の内容から,今後まだまだ伸びていくのではという期待感を持つことが出来ました。ポスターにまとめたり,人前で発表をする練習をしたりして,課題研究を思いっきり楽しんでください。これからの皆さんの活躍が楽しみです。
2024年04月17日(水)
MBCテレビ ニューズナウ取材
先日報告した「つくばScience Edge 2024」で文部科学大臣賞を受賞した件で、MBCテレビ ニューズナウの取材を受けました。
放送日は、MBCテレビ 4月17日(水)18:15~18:55です。放送から約1週間、MBCのホームページに見逃し配信もあります。
是非皆さんご覧ください!
2024年04月12日(金)
理数科集会:3年生のポスター鑑賞
4月10日(水),対面式に引き続き,初めての理数科集会が開かれました。例年3年生が新入生に課題研究を披露する機会ですが,今年は別とポスター賞を生徒たちの投票により決めると言うことで,3年生にも気合いが入りました。
3年生が準備している間,新入生はまだ緊張しているようですね。
3年生は中間発表や成果発表会はもちろん,各種大会に出かけていき質疑応答や講評を受けているので,舞台慣れしている感じがします。
新入生の発表を見る姿勢,この前向きな態度が国分高校の課題研究が「なぜかうまくいっている」一番の原動力です。
校長先生も,本校理数科のポスター発表を生で見るのは初めてで,興味津々でした。
さあ,これから新しい時代を1年生や2年生で作り出していきます。
2024年04月12日(金)
FMきりしまの取材(リン酸班)
サイエンス部のリン酸班が、3月28日(木)~29日(金)に行われた「つくばScience Edge 2024」で文部科学大臣賞を受賞しました。
その快挙を受けて,FMきりしま様がリン酸班の生徒たちを取材するために訪問してくださいました。
生徒たちは,とても緊張しながらも、国分高校らしくハキハキと誠実にインタビューに応じていました。
FMきりしま様,取材をしていただき,ありがとうございました。
放送は76.9MHz,FMきりしまにて4月15日(月)の午後4時頃からになるそうです。
また,再放送は4月16日(火)の午前11時頃になるそうです。
是非,お聞きください。
また、アプリ(FMきりしまアプリ)からも聞けるそうです。
2024年03月29日(金)
【文部科学大臣賞】つくばサイエンスエッジ2連覇
2024年3月28.28日につくば国際会議場で開催された「つくばScience Edge 2024」に本校から5チームが出場しました。
そして、リン酸班が「文部科学大臣賞」を受賞しました。なんと!昨年に引き続き文部科学大臣賞2連覇です。
また、今夏に行われるグローバルリンクシンガポールの出場権も授与されました。
もちろん職員一同、結果をYouTubeで見ていました。
また、ポスター賞日本語部門にカビゴケ班が3位入賞
フロアーポスター賞にカラス班が入賞しました。
国分高校の生徒の、優しさ、強さ、そして賢さにより文部科学大臣賞を受賞できました。
国分高校は日本一の高校です!2024年03月20日(水)
日本金属学会2024年春期(第174回)講演大会 高校生・高専学生ポスターセッション
3月19日(火)にオンラインで開催された日本金属学会2024年春期(第174回)講演大会 高校生・高専学生ポスターセッションに
本校の理数科2年生2班,理数科1年生2班の合計4班が参加しました。
2024年03月18日(月)
MBC開発隼人養殖場 リン酸班訪問
3月15日(金),本校の理数科化学班の2年リン酸班が、MBC開発隼人養殖場に訪問しました。
リン酸班は、赤潮の原因となるリン酸を測定する機器を開発しています。そこで、地域の養殖業に役立ててもらおうと思い、MBC開発隼人養殖場を訪問することになりました。
まずはMBC開発隼人養殖場の方に、プレゼンをしました。隼人養殖場の方から、リン酸濃度測定の協力とアドバイスを得ることができました。
次に屋上から、養殖場を見学しました。
養殖されている車海老を見せてもらいました。活きが良く美味しそうでした。
ヒラメの養殖池です。リン酸濃度測定のための採水もしました。
最後に記念写真。
生徒からは、「よかった。」「楽しかった」「勉強になった」など今回の見学等が、研究を進めるのに大変勉強になったと思います。
隼人養殖場のホームページはここから(新鮮な車海老を販売しています)
2024年03月09日(土)
かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」成果発表会で最優秀賞!
2024年3月9日に県庁で開催された,かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」の成果発表会(決勝大会)に本校普通科の肌班が出場しました。
かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」とは,鹿児島県商工労働水産部産業立地課新産業創出室スタートアップ支援係が実施している事業で,県内学校に在籍する大学生,高校生,中学生が県内企業と協働し,鹿児島県の社会課題や各企業が抱える課題に対し,現場体験や座学,実習を通じて解決策を考えることで起業家マインドの養成を図ることを目的としています。
本大会では1月28日に開催された「THE MISSION KAGOSHIMA」の発表会で発表した優秀班3班が発表しました。
本校の卒業生で鹿児島大学教育学部の学生もラサール中学生と共に,廃棄食材を活用したレストランの起業について発表を行っていました。
京セラと連携し、科学的な分析がなされた素晴らしい発表でした。
本校の肌班は株式会社オービジョンと連携し,規格外野菜を活用した肌パックの研究を行っています。
前回の発表会よりブラッシュアップされた素晴らしい研究発表で,質疑応答についても的確に答えることができました。
結果発表です。なんと本校の肌班は鹿児島大学水産学部のダクチロホイホイチームと同点1位で,決戦投票となりました。
決選投票の結果は国分高校の肌班が1位。最優秀賞に輝きました。大学生もいる中,素晴らしいです。涙する生徒もいました。
授賞式です。
肌班の皆さん,おめでとうございます。副賞には東京で開催される起業甲子園に出場するための航空券と宿泊券が贈られました。
本校の肌班は1年次から研究開発を開始し,2年生の途中から約半年間,かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」に参加し,様々な経験を積ませていただきました。
特に鹿児島県内最大級のインターネット通販サ イト『かごしまぐるり』の運営や地方創生事業への取り組みを行っている株式会社オービジョンの方々には大変お世話になりました。下は株式会社オービジョンの代表取締役の大薗順士様との最優秀賞受賞の記念写真です。
このような素晴らしい学びの場を提供して下さった鹿児島県商工労働水産部産業立地課新産業創出室,THE MISSION KAGOSHIMA運営事務局,EYストラテジー・アンド・コンサルティングの方々,大変ありがとうございました。
肌班の皆さん,東京での発表も頑張って下さい!
2024年02月22日(木)
FMきりしまの取材
学年末考査前に1年生が参加した舞鶴最先端サイエンス研修について,ブログを見てくださったFMきりしまの堀之内さんが取材に来てくださいました。
番組「ハイスクールインフォメーション」の放送は76.9MHz,FMきりしまにて2月28日(水)午後1時20分頃からになります。是非聞いてください。
本当は2月14日(水)の取材を希望されましたが,生徒達が「学年末考査の勉強がしたい!」と申し出て,本日の取材になりました。堀之内さんも「頼もしいので,ますます取材したくなりました!」と言ってくださり,ありがたかったです。
楽しかったこと,約2倍の選抜を勝ち抜いて参加したことなど,生徒自身の言葉で楽しそうにインタビューに答えていました。
東京では大学やホテルでの集合時間だけ決めて,あとはそこに間に合うように各自で行動するように指示されたとのこと。初めて東京に行った生徒もいる中で,「自己調整」する力が大きく発揮されたと思います。
次は2年生9月の中間発表Iでの成績上位者に,上位コンテストへの参加誘いがいきます。しっかりテーマに取り組んで,観客を引き込むようなポスターを完成させてください。
堀之内さん,いつも国分高校に注目してくださり,ありがとうございます。
2024年02月22日(木)
速報!高校生国際シンポジウム優秀賞
2月21日(水)~23日(木)にかけて,鹿児島市宝山ホールにて第9回高校生国際シンポジウムが開催されました。
本校からはスライド発表にリン酸班,硫黄班,ポスター発表にカビゴケ班,コミュニティスクール班が出場しました。
リン酸班の発表です。場をこなしているのか,貫禄十分です。
硫黄班です。理数科1年生ながら,これまでも様々な大会に出て行ってます。今後の進展が楽しみな班です。
カビゴケ班は,3月上旬に東北大学から招かれて仙台までいくことが決まっています。がんばれ~~~。
コミュニティスクール班です。九大にも行ったし,霧島市教育委員会にも行きました。今年は大活躍でしたね。
成績発表では,スライド発表「化学・環境分野」において,リン酸班が優秀賞(第2席)に輝きました。おめでとうございます。
リン酸班は,5月に早稲田大学で行われる日本鋳造学会にも招かれて,参加します。努力が報われると嬉しいですね。さらに研究を進めて,発表内容を高めてください。
2024年02月14日(水)
論文作成講座in2年生SR
2年生は1月30日(火)の成果発表会にて,今までの研究成果を聴衆に披露しました。これで一応の一区切りです。
でも,まだ終了していません。研究成果は論文にまとめて「初めて」成果として残るのです。3年生のSSの時間として取り組みます。今日は鹿児島大学理学部化学プログラムの助教:神長 暁子先生に,論文を書く上でのポイントや決まり事を教わりました。
「なぜ論文を書くのか」皆さん発表会ですべてを絞り出したと感じているかもしれませんが,それを受け取ることができたのは同じ会場にいた聴衆だけです。でも,論文として残せば,後輩らにも伝えることができます。同好会や学会の会誌に投稿すれば,不特定多数のより多くの方々に,自分の研究成果を届けることができます。
皆さんの感じた面白さを,より多くの人々に届けること,もっと大きく言えば人類の遺産として残すことにより後世の人が利用できる状態にすること,このことが論文化しなければならない最大の理由です。
ちなみに私は鹿児島昆虫同好会に30年以上在籍し,今でも観察の記録や研究成果を発表し続けています。教頭の名前を探してみてください。初めて投稿したのは122号,2001年でした。最近は必ず投稿しています。鹿児島昆虫同好会会誌 SATSUMAの目次
少し脱線しました。さて,2年生にはスタサプのアンケート機能で,本日の学びを記録するものをお届けしました。今日感じたことを,是非残しておいてください。来年度,自分を振り返ってPRを考える際に,きっと役に立つはずです。
神長先生には本校までお越しいただき,2年生に熱く語っていただき,誠にありがとうございました。
2024年02月13日(火)
桜蔭理工系女子育成プログラム「女系研究者講演会」について
本校のSSH事業の一環で理系女子を育成する事業して,桜蔭理工系女子育成プログラム「女系研究者講演会」を実施しています。
本年度は1年生を対象に2月9日(金),第一工科大学の森園由香先生にご講演をいただきました。森園先生は本校の卒業生です。
本校のOBである森園由香氏の高校時代から研究者になるまでの生い立ちや研究内容,地域イノベーションについての講義でした。また,研究者として大切にしていること等の話がありました。
最先端で活躍している女性科学研究者の講義を聴くことで,科学技術に興味・関心を持った人も増えたのではないでしょうか。さらに今後の進路や生き方の示唆となったと思います。講義終了後は自分の進路等について相談する3年生もいました。
森園先生,お忙しい中,素晴らしいご講演ありがとうございました。また,遅い時間まで本校生の相談にのって下さりありがとうございました。
2024年02月11日(日)
「第8回高校生よかアイデアコンテスト」で普通科はっぴーきっず班が優秀賞!
2月10日(土)に鹿児島国際大学で開催された「第8回高校生よかアイデアコンテスト」の決勝に2年生普通科のはっぴーきっず班が出場しました。
決勝は8組の高校生が,それぞれの身近な地域に目を向け,地域課題を発見し,その解決策を発表しました。
本校のはっぴーきっず班は「霧島市の大逆転型コミュニティ・スクールの創出〜導入率0%からの脱却〜」というタイトルで発表を行いました。
7分間という日頃の発表時間より短い時間でしたが,見事なプレゼンテーションでした。日頃の研究成果をしっかりと発表できていました。
質疑応答に関しても準備していたスライド等を活用して的確に答えることができていました。
軽食(ハンバーガー等)をいただいた後,いよいよ結果発表・授賞式です。
本校のはっぴーきっず班は見事,優秀賞(2席)を受賞しました。
おめでとうございます!日頃の研究への努力が結果となり嬉しそうです。
本日のコンテストでいただいた助言等を生かして,さらに研究を深めていって下さい。
このような素晴らしいコンテストを開催して下さった鹿児島国際大学,審査員,関係者の皆様,大変ありがとうございました。
2024年02月09日(金)
舞鶴最先端サイエンス研修3日目
舞鶴最先端サイエンス研修3日目です。本日は東京消防庁と,スカイツリーにある千葉工業大学の施設を見学します。
いきなりの門構え,緊張しますね!
AEDの装着実習を行いました。胸部圧迫との初期対応で,生存率が格段に上がると調べていた,2年生の課題研究がありましたね。
年始から日本各地で様々な災害が起きています。いざというときには,経験が一番生きてくることでしょう。しかし,この水消化器から出ている水は,どのように処理しているのでしょうか?不思議!
いよいよ千葉工業大学の宇宙に関する展示です。
こ,これは!!Mクロスのヴァルキリーのガウォーク?天井が低くて変形できないようです。
3日間の関東地方の研修,きっと皆さん楽しい,有意義な経験をしてくれたことでしょう。選抜を経て選ばれた16人は,是非学校に帰っても,周囲の生徒に良い影響を振りまいてください。
2024年02月09日(金)
舞鶴最先端サイエンス研修2日目
舞鶴最先端サイエンス研修2日目です。東京大学を訪問しました。先生方5人によるイノベーションに関する特別ワークショップです。
今回の研修は,安全に配慮しつつ、生徒の主体性の伸長を重んじ、基本的に「現地集合、現地解散」です。自分たちで考えて行動し、一人も遅れることなく指定ポイントに集合できました。
ゼロカーボン社会の実現を目指す「CO-JUNKAN」プロジェクトの先生方から、社会変容に必要な視点や最先端の考え方についてレクチャーしていただきました。その後,自由に食事をとり、自由に議論し、自由な発想をぶつけ合って、よりよい未来社会に向けたワークショップを楽しみました。
大学の食堂でご飯を食べる機会はあまりないので,貴重な経験でしたね。おいしかったでしょうか?
大学の校内にコンビニやファストフードのお店も入っているので,高校生にとっては驚きですね。サンドイッチも映えています(^_^)
2024年02月09日(金)
東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」への参加について
本校のSSH事業の一環で東京大学の「高校生と大学生のための金曜特別講座」への参加があります。
令和5年度は金曜日に20回程度オンラインで参加しました。2月9日(金)にあった寺田新先生 (東京大学 教養学部 統合自然科学科・教授)の「トップアスリートの食事の秘密」の講座には下の写真のようにたくさんの生徒が参加しました。
毎回,その講義に興味・関心を持った生徒・職員がオンラインで参加しています。
国分高校では高校の通常授業だけでなく,東京大学や鹿児島大学理学部・農学部・工学部等の講義を受講できる環境があります。
是非,国分高校で大学の最先端の講義を受講しませんか。
2024年02月07日(水)
舞鶴最先端サイエンス研修1日目
本日から9日(金)まで,生徒16人が参加して舞鶴最先端サイエンス研修が行われています。
この研修は,東京大学と連携して実施するサステナビリティに関する総合的な内容のプログラムや,筑波大学及びNIMS(国立研究開発法人物質・材料研究機構)での研修を通して,基礎的な科学リテラシーを養うとともに,課題研究に向けた素地を育成することや,研修を通して科学的な見方や考え方に触れ,幅広い視野の育成に繋げることを目的にしています。
心配された雪の影響も無く,比較的温かいようです。良かったですね。飛行機の中でも勉強をしている様子が見られたとのこと。意識が高くて素晴らしいです。
つくばエクスプレスで移動です。大都市の数分おきに到着する電車に驚いているのはないでしょうか?時刻表を見る必要がありませんよね(笑)
高校時代に,最前線の研修者の先生方と直接触れ合うことが出来る機会を持つことが出来るのは本当に羨ましいです。
見ている人に分かりやすく伝えることが出来る技術や話術も学んで来てくださいね。
充実の研修がスタートしたようです。大いに刺激を受けて,頭の体操をしてください。今回の研修は飛躍のチャンスですね。
16人の生徒の皆さんが帰ってきてからの様子が楽しみです。周りの生徒たちにも良い影響を与えてくれることを期待しています。
引き続き,研修を頑張ってください。報告が入り次第,ブログを更新したいと思います。
2024年02月04日(日)
霧島市民表彰
2月4日(日)霧島市民表彰が行われ,本校のサイエンス部えび班:津崎貴博君,町田征彦君,川野秀斗君が受賞しました。
「令和5年3月開催の中高生国際科学アイデアコンテスト つくばSciens Edge 2023において文部科学大臣賞受賞」という表彰内容です。
課題研究で賞を受けるのは素晴らしいことですが,賞を目的にするのは間違いです。課題研究を進める中で,何に気付き,何を得られたかを大事にしていきましょう。さらに「もっとこうすればこんなことがわかったかも!」という,自分の研究の弱点を見つけることができれば,自分を振り返る「自己調整学習」に到達できます。
国分高校の学びを武器に,卒業後も大きく羽ばたいてください。
2024年02月01日(木)
北海道教委主催「探求チャレンジ・ジャパン」にCS班が参加
2月1日(木),北海道教育委員会が主催する「探求チャレンジ・ジャパン」が開催され,参加を要請された国分高校からはコミュニティスクール班がZOOMで参加しました。
今までのSSHの成果を発信している中で,国分高校にお気づきいただき,お声がけくださった北海道教委に御礼申し上げます。
午前中から他校の発表を聞き,とうとう本校の順番が来ました。
先日の成果発表会でも行った口頭発表を,ZOOMにて披露しました。人文系の課題研究を要望されたので,九州大学主催でも評価の高かったCS班にお願いしたところ,快く引き受けてくれました。
1月になってから霧島市教委に要望を伝えに行った場面も加わり,さらに内容が充実しています。
終了後,他校からの質問にもしっかり答えることができ,一安心でした。後日,北海道立の専門高校が生産した北海道の特産品が送られてくるとのことで,とっても楽しみです!
CS班は今後もよかアイデアコンテストなどにチャレンジします。いい経験を積み重ねて,進路実現に役立てていきましょう。活動メモに感想を残しておきましょうね。
2024年01月31日(水)
R5年度成果発表会
令和6年1月30日(火),第一工科大学を会場に課題研究の1年間のまとめである「成果発表会」が開催されました。
昨年まで,コロナ禍で全体集合できませんでしたが,今年は大講義室に全員集まって,開会行事やプレゼン発表を行いました。
今年は保護者や他校の先生方にもご案内し,50人を超える校外からの参加者がありました。
SSH委員長の浦野さんが,今までの成果を十分に発揮しましょうと挨拶しました。
校長先生からは「自ら問いを立てること」の大切さを,第一工科大学工学部長の満丸先生からは「国分高校から他校への情報発信を!」というメッセージをもらいました。
12月の中間発表会で優秀と評価された班が,プレゼン発表を行えます。理数科物理班は,雨音をマイクで拾う,ただそのことが非常に大変で,試行錯誤して様々な方法を模索する経験をさせてくれました。
普通科地産地消班は,レシピを考えるだけではなく,実際に調理した際の動画を作成するなど行動力が評価されました。コメントで「ぜひYouTubeに上げてください」とありました。
この大人数の会場で,1年生が積極的に質問してくれました。素晴らしかったのは,一人一人の質問に講演者が誠実に回答し,そのたびに会場全体で拍手が起こったことです。運営指導員の先生から「この雰囲気を持っていることが,課題研究にみんなで取り組むことを後押ししていますね」とお褒めいただきました。
普通科カラス班は,9月の中間発表1では評価されませんでしたが,そのとき受けた指摘に真摯に向き合い,12月の中間発表2で最優秀となった班です。この短期間での向上を経験したことが,とても素晴らしいことだと思います。
全体ポスター発表は,体育館で行いました。
このポスター発表で感心したのは,発表する生徒も聞く生徒も真剣に参加していることです。この聞く姿勢は「自分も発表しているので相手の発表も聞いてあげなければ,という生徒の気持ちの表れでしょうと」係の先生は分析していました。この真摯に向き合う姿勢が「なぜか知らないけれど国分高校の課題研究はうまく転がっていく」原動力だと思いました。
聴衆は,発表を聞いて感じたことを「Good Jobカード」などに記入して,発表者に伝えます。これを見て,さらに生徒達は新しい気づきを得ることでしょう。
高校生だけではなく,運営指導委員の大人からの質問にも,しっかりと答えようとしています。逃げずに立ち向かう心意気,とても素晴らしい!
2年生の多くの生徒は,大きな発表会はこれで終了です。この一年間の活動の中で,何を疑問に思い,どのように調べ,どんな結果が得られ,どう表現しようかと工夫し,どのように発表したか。加えれば「何が足りなかった,もっとこれを確認すればこんなことが判明したであろう」という自分たちの弱点までも,振り返りましょう。それは進路実現に絶対に役立ちます。活動メモに書き込んでください。
1年生に皆さん,1年後には今日の2年生と同じ立場です。9月の中間発表1までにある程度方向性を決め,受けた指摘を十分反映して12月の中間発表2に向けて整え,最後の仕上げを成果発表会までにしていきましょう。そのためにも,まずは何を疑問に思うのか,もう一度しっかりと自分たちの研究予定に向き合いましょう。活動メモに残してくださいね!
2024年01月28日(日)
かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」の発表会への参加について
1月28日(日)に本校の2年生普通科の肌班と教育制度班が,県庁で開催された「かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」発表会」に出場しました。
かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」とは,鹿児島県商工労働水産部産業立地課新産業創出室スタートアップ支援係が実施している事業で,県内学校に在籍する大学生,高校生,中学生が県内企業と協働し,鹿児島県の社会課題や各企業が抱える課題に対し,現場体験や座学,実習を通じて解決策を考えることで起業家マインドの養成を図ることを目的としています。
京セラと連携して「ICT × 郷中教育」の研究をしている教育制度班の発表の様子です。
京セラの技術であるICTを鹿児島の伝統的な教育である郷中教育に生かすためのビジネスプランを考えた,素晴らしい発表でした。質疑応答にも的確に答えることができました。
次に株式会社オービジョンと連携し,規格外野菜を活用した肌パックの研究を行っている,肌班の発表の様子です。
こちらも素晴らしい発表で,ビジネスプランや研究内容のみだけでなく本事業で学んだことも上手にプレゼンできました。
本校を卒業し,現在,鹿児島大学2年生の学生も発表しました。さすが国分高校の卒業生で,よく伝わるプレゼンテーションでした。国分高校SSHで学んだ生徒は,高校卒業後の大学生,社会人になっても大活躍です。
審査の結果,本校の肌班が決勝進出班の3班に選出されました。おめでとうございます!
また,本校卒業生(鹿児島大学教育学部2年生)の班も決勝に進出しました。おめでとうございます!
決勝である成果報告会は3月9日に県庁で開催される予定です。肌班の皆さん,さらに研究を深め,優勝を目指して頑張って下さい。
2024年01月19日(金)
第4回高校生探究コンテストで国分高校生が大活躍!
1月18日(木)にかごしま県民交流センターで開催された第4回高校生探究コンテストに本校の普通科6班,理数科2年生2班,1年生3班合計11班が参加しました。
本大会には鹿児島県の17校の公立高校から約237人が参加しました。
まず,開会行事があり,そのあと生徒向けワークショップが行われました。
他校の生徒達と交流しながら,探究学習の意義やその手法等について学びました。楽しく交流することができました。
次にスライド発表の部が行われました。本校からは自然科学部門に2年生サイエンス部のリン酸班が出場しました。
くじの結果,発表順は一番最初となりましたが,自分たちのこれまでの地道な研究成果を見事なプレゼンテーションで伝えることができました。
質疑応答に対しても的確に答えることができました。さすが2年生サイエンス部の生徒達です。
午後の最初は,生徒のポスター発表準備時間の裏で,探究学習の指導方法に関する職員研修も行われました。講師は本校SSH推進部副主任の神園先生です。
県内の先生方を対象とした研修会で,課題研究の指導方法について,実践例を示しながら大変わかりやすいワークショップが行われました。国分高校の先生方はSSH校の職員として探究学習・指導法の普及に貢献しています。
次にポスター発表の様子です。ポスター発表は本校から10班が発表しました。
多くの方々が熱心に発表を聞いて下さいました。
どの班も一生懸命発表を行いました。素晴らしい発表でした。
多くの方々から貴重なアドバイスをいただきました。今後の研究に生かしていきます。
1年生の理数科の生徒達も出場しました。初めての大会出場の研究班もありましたが,堂々と発表を行うことができました。
最後に表彰式,閉会式が行われました。
まずはステージ発表の結果です。何と自然科学部門で本校のリン酸班が最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます!
リン酸班は12月に開催された県SSH交流フェスタでも最優秀賞を受賞しました。素晴らしいですね。
次にポスター発表の結果です。
ポスター発表では,本校2年生普通科のハッピーキッズ班が「社会とコラボレーション賞」と協賛企業による特別賞を2つ受賞しました。おめでとうございます!
協賛企業による特別賞受賞の様子です。城山観光株式会社様から特別賞と副賞をいただきました。
高校生みらいラボ様からから特別賞と副賞をいただきました。
また,2年生普通科の教育制度班も協賛企業による特別賞をいただきました。おめでとうございます。
Edv Future株式会社様よりから特別賞と副賞をいただきました。受賞した教育制度班,とても嬉しそうですね。
1月30日のSSH成果発表会や今後の課題研究の全国大会に向けて,本校生にとっては示唆の多い大会となりました。
本大会を企画・準備・実施して下さった鹿児島県教育委員会高校教育課の方々,発表の際に懇切丁寧にアドバイスを下さった審査員の先生方,協賛企業の方々,鹿児島県の高校生の皆さん,関係者の方々,本当にありがとうございました。
2023年12月27日(水)
室蘭工業大学清水教授の来校
12月27日(水),室蘭工業大学の清水一道教授が鹿児島大学を訪問した後,国分高校までおいでくださいました。本校からは理数科化学班の2年リン酸班,1年BTB班,硫黄班が参加し,課題研究をご覧いただき意見交換をしていただきました。
まずは全生徒に名刺をいただきました。大学教授と話す機会の多い本校生も,この経験は初めてでは!?
まずはリン酸班が自分たちの発表を聞いてもらいました。先日の交流フェスタで最優秀賞をいただいたリン酸班ですが,先生からは「そこの実験回数は何回程度?信頼性はあるのですか?」「明るいところでも検出できるというお話は素晴らしいが,数値を測定しての根拠がないよね?」など,思いもよらない指摘があり,生徒達ははっとすることが多かったです。自撮りで記念撮影をしてもらいました。
BTB班は「なぜこのテーマに取り組もうと思ったのか,きっかけにストーリーがあると面白いね」と指摘を受けました。発表では,最初のつかみで聴衆や審査員を引きつけることが重要と教わりました。そういえば,大会によっては全く手応えのないことがあるのも,そういうことが原因なのかもしれませんね。
硫黄班は,資料集に書いてある有機化合物中の硫黄 S の検出試薬:酢酸鉛では検出できないものがあり,硫化銀水溶液の方が有効であることを証明しようとする内容です。ここでは「話をいかに面白く感じさせるように作っていくか」という点で盛り上がりました。
全体を通して,高校生が頑張っている姿を是非多くの場で見せて欲しいといわれ,具体的に5月の日本鋳造学会で早稲田大学に来られませんか?というお誘いを受けました。今のままでは社交辞令かもしれませんが,さらに実験回数を増やし,データに厚みを持たせ,質疑応答にも「それはこのように確かめてあります」というような深みを得られれば,本当に参加依頼をいただけるかもしれません。みんな頑張って!
清水先生から「これからも鹿児島・国分高校に来るので,工学部に行こうよ!というメッセージを高校生に発信したい」というお話をいただきました。1月30日(火)の成果発表会が終了すれば,SRやGSの時間も使いやすくなると思います。担当の先生方と打ち合わせをして検討しますので,生徒の皆さんも楽しみにしていてください。
2023年12月26日(火)
高校生徒理科研究発表大会九州大会
12月24日(日),生徒理科研究発表大会九州大会が熊本県の崇城大学を会場に行われました。県大会を勝ち抜いた,国分高校理数科地学・惑星班が参加しました。
木星の動画を撮影し,大気の変化が記録できていないか,何千枚もの写真からその変化を読み取ります。
他校生徒との交流会では,新聞紙とマスキングテープを用いて,どれだけ高いクリスマスツリーを作れるか競いました。さすが工業系の大学を会場とした雰囲気が伝わりますね。
記念撮影時には,クマモンも登場!本校生徒はベストポジションをゲットしました。入賞はなりませんでしたが,充実した時間で貴重な体験をすることができました。
2023年12月20日(水)
福島県立安積高校の学校訪問
昨日行われた,鹿児島県SSH交流フェスタに福島県から参加された安積高校の先生方が,国分高校を訪問してくださいました。
まずは国分高校のSSHの状況などを説明しました。
今年III期目を申請した安積高校は,この後の進め方について意見交換をしてくださいました。本校が取り組んでいるルーブリックを用いた相互評価,文科省からは「他校でも使えるものですか?」と聞かれますが,安積高校で利用し,実践しても良いとの回答を得ました。今後いろいろな場面で,情報交換や資料の共有を図れたらと思います。
II期1年目の国分高校,現在落ち着いて毎年の課題研究に取り組めており,毎年生徒達が活躍してくれています。それを支える運営面で,生徒の役に立てる進歩を遂げられるように,担当職員としてがっばっていきます。
2023年12月19日(火)
令和5年度鹿児島県SSH交流フェスタで国分高校生が大活躍!
令和5年12月19日(金)に第5回鹿児島県SSH交流フェスタが開催されました。鹿児島県SSH交流フェスタは鹿児島県のSSH校5校による課題研究の大会・交流会です。本校からはステージ部門に2班,ポスター部門に4班が出場しました。
まずはステージ部門の様子です。理数科2年サイエンス部の生物エビ班の発表です。天降川の甌穴(おうけつ)に生息するエビについての研究を分かりやすく発表しました。
午後のステージ発表では理数科2年サイエンス部の化学リン酸班が発表しました。リン酸班は赤潮の発生源となるリン酸測定器を開発しました。こちらも素晴らしい発表でした。
ステージ発表の後はポスター発表が行われました。
理数科2年サイエンス部の化学二酸化炭素班の発表です。一人で堂々と発表できました。
理数科2年サイエンス部の物理班の発表です。雨音に関する研究です。2カ所に分かれて発表しました。
理数科2年サイエンス部の生物カビゴケ班の発表の様子です。4人で協働して大変魅力ある発表を行うことができました。
普通科2年のハッピーキッズ班の発表です。コミュニティースクールについての研究です。多くの人たちが発表を熱心に聞いて下さいました。
ポスター発表での交流会の際には,本校の地学班(天文班,桜島班)も発表を行いました。地学班も素晴らしいプレゼンでした。
いよいよ結果発表です。
ポスター発表生物部門でカビゴケ班が最優秀賞を受賞しました!おめでとうございます!!!
そして,ステージ発表の部でも,リン酸班が最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます!!!
ステージ発表の部の最優秀賞の受賞は2年連続です。
また,ポスター発表の物理・地学部門では本校の物理班が優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。受賞がなかった班も,素晴らしい発表でした。
この後も様々な大会・コンテストが続きます。鹿児島県SSH交流フェスタで得た課題やアドバイスを生かして,さらに研究を深めてください。
会場をご提供下さった甲南高校様,この大会の運営をしていただいた鹿児島県SSH連絡協議会の先生方,生徒の皆さん,大変ありがとうございました。
2023年12月18日(月)
九州大学アカデミックフェスティバル2023 将来の夢を切り開く“高大連携”「世界に羽ばたく高校の成果発表会」に参加しました。
12月17日(日)に福岡県の九州大学で行われた,『九州大学アカデミックフェスティバル2023 将来の夢を切り開く“高大連携”「世界に羽ばたく高校の成果発表会」』に本校の生徒9人が参加しました。この発表会は,九州・山口地区のSSH・WWL・SPH事業の採択実績を持つ高校を始め,課題研究に興味・感心のある高校生を対象にして,九州大学の先生方を含めた研究交流を実施することにより,参加高校生の研究への興味・関心の深化を図り,将来の世界に羽ばたく人材の育成に寄与することを目的に,2017年度から開催されている発表会です。
今年度は,26校の生徒たち51班がポスター発表を行いました。ホールには多くのポスターが展示され,興味を持つ多くの観客がポスターの前に集まって発表を聞いていました。発表が5分で質疑応答が5分の合計10分間の持ち時間を,審査員を変えて3回発表しました。
本校からは,リン酸班とはっぴーきっず班の2班,合計9人が発表しました。
リン酸班の発表テーマは:「河川・湖沼・海水中のリン酸濃度測定器の開発」です。
はっぴーきっず班の発表テーマは:「霧島市の大逆転型コミュニティースクールの創出~導入率0%からの脱却~」です。
リン酸班の発表後に丁寧な質疑応答が行われ,生徒たちが3Dプリンタを使って製作した測定器に興味を持っていただき,高校生の頑張りを褒めてくださいました。
はっぴーきっず班の発表に対しても発表内容の根拠や想定される内容などに対して質問が寄せられ,素晴らしいチームワークで丁寧に回答していました。
ポスター発表の後には,九州大学の学生によるトークセッションも行われました。課題研究が今の自分に与えた影響や人を数値化して評価することに対する考え方,VUCAの時代において固定概念に縛られずにクリエイティブに生きよう!など,とても内容の濃い話を聞くことが出来ました。トークセッションの後には優秀研究が行われました。
国分高校のはっぴーきっず班の発表が優秀研究発表を獲得し,特別賞をいただきました。日頃から粘り強く丁寧な活動をしてきた結果だと思います。おめでとうございました。
最後に,全員で記念撮影です。移動を含めると朝早くから夜までの大変な一日でしたが,とても得るものが多かったと思います。お疲れ様でした。
今回参加した生徒たちだけではなく,国分高校の全ての生徒たちの課題研究活動がさらに活発になることを期待しています。