12 SSH
2024年07月23日(火)
舞鶴フィールド研修II
7月23日(火),理数科2年生を対象に舞鶴フィールド研修IIが実施されました。この研修は,学外の有識者に教えを請うかたちで,課題研究をより高みへと押し上げることを目的にしたものです。
生物・エビ班は,鹿児島大学水産学部の塩﨑一弘教授にDNAによる比較を研修しました。
生物・トンボ班は,県庁土木部河川課治水係の小田原様,坂本様を講師に迎え,河川行政の計画立案や工事の実際の発注部署などを伺い,自分たちの研究成果をどこに伝えれば良いのか,実感がわきました。
化学班はリモートで,鹿児島大学理学部の神長先生に教えを請いました。
地学班は,防災科学研究所の瀧下恒星研究員に,研究の方向性について研修を重ねました。5月の幕張メッセで行われた会合で,本校のポスターを見てくださったのがご縁で,今回の研修に繋がりました。
物理班は,トヨタ車体研究所ボデー開発部 小野健吾様に来校いただき,波の不思議に挑みました。
国分高校は全生徒が課題研究に参加しますが,この研修を見ると理数科独自のプログラムが充実しているとわかります。
さあ,夏に研究を進めて,実りの秋を期待しましょう!
2024年07月18日(木)
県保健福祉部子ども政策局からのお知らせ
国分高校の皆様へ 鹿児島県の保健福祉部子ども政策局からの依頼を2つご紹介します。
1 若者の意見を取り入れて政策を立てたい
「かごしま子ども未来プラン2020」を見直しする際に,子ども・若者の意見を反省させたいそうです。
募集期間:7月17日(水)~8月23日(金)まで
回答はこちらをクリック パンフ若者の意見募集[PDF:179KB]
・ あなた自身が鹿児島であなたらしく成長するために望むこと
・ 将来,あなたが鹿児島で結婚,妊娠・出産,子育てするために望むことについて,意見を募集しています。
課題研究で子育て政策等に意見を持っている生徒,あるいは鹿児島県に自分の考えを伝えたい生徒,その他希望する生徒は意見を述べてください。
2 鹿児島県民大学とことんまなぶー講座
~未来の自分と子どもの健康を守るプレコンセプションケア~
若者に対し,主体的に将来を選択できるよう,妊娠・出産等に 関する医学的・科学的な知識や支援制度を踏まえたライフプランニングを考えるき っかけを提供するため,鹿児島大学と連携し,「未来の妊娠・出産を考えるきっかけ づくり事業」を開催するそうです。
申し込み〆切 8月10日(土)
2024年06月14日(金)
理数科集会:1年生初めてのスピーチ
6月13日(木),理数科集会で初めて1年生がスピーチを行いました。
生き物を観察するのが好きなので,理数科では「好き」を生かして課題研究に取り組みたいです!
先輩方に教わる際にも,初対面よりも挨拶したことがあったり,質問したことがあった方が,かわいがってもらえると思います。よろしくお願いします。
理数科主任の河野先生は,イオンの一般客会場で「人工イクラ」の実験を披露する際に,ビーカーやガラス棒の破損の可能性を職員に指摘され,「実験はガラス器具で行う」という固定観念にとらわれていた自分に気付いた話をされました。7月に国分小学校6年生に科学教室で披露する際には,プラスチックコップやポリビニル製スポイトを使うそうです。
皆さん,勉強とは自宅で机に向かい,集中して数時間するものだと思い込んでいませんか? 理数科集会の集合を待つ5分間,終礼から部活動が始まるまでの15分間,隙間の時間をしっかり使う受験生は,夢を叶えていきます。高校3年間は,あっという間に過ぎてしまいます。課題研究での素晴らしい経験と,確かな学力を兼ね備えて,自分の将来の夢を実現させていきましょう。
2024年05月23日(木)
全校朝礼,教育実習生紹介,表彰式
5月21日(火)に全校朝礼が行われました。教育実習生の紹介,地区大会の優勝やつくばサイエンスEdge2024の文部科学大臣賞ほか上位入賞の表彰が行われました。また,ゴールデンウィーク中にオーストラリアで開催された大会に日本代表として出場した仲宗根君は2位に入賞し,メダルが授与されました。表彰が多いと学校の活気を感じますね。賞を受けたり受けなかったりは別として,日々の高校生活を充実したものにすることに本当の価値があると思います。明るく楽しく,日々の高校生活を過ごしてください。
教育実習生は国分高校の卒業生です。校舎や1年生の制服が当時とは異なるので,違和感はあるかもしれませんが,先輩たちから受け継がれている国分高校生の良さは健在だと思います。母校で一生懸命に実習を頑張って,教員になって思います。
地区大会の表彰の様子
2024年05月22日(水)
2年生の自主ゼミが活発です
2年生は週2時間,サスティナビリティサイエンス(SR)として課題研究に取り組んでいます。1年生後半から「何を研究するか」について悩みながら班分けを行ってきました。
進捗している班では「もっとこうしたい!」という強い意志を発揮して,自主ゼミを立ち上げています。現在11班が登録申請しているようです。
5月21日(火)は,放課後に活動している自主ゼミに出会いました。
放課後,SSH主任の神園先生に「自分たちの今まで」を説明している生徒たち。こういう積極的な姿勢が「そういう考え方もあるかも」という新たな気づきを与えてくれます。
耐塩性植物班は,鹿児島大学の先生たちにアポを取り,ZOOMで質問しています。デジタル機器を駆使する現代の高校生は,機動力が違いますね。
求めた分だけ自分たちの研究が高みに到達するやりがい,これこそ課題研究の醍醐味でしょう。今は様々なコンテストも開催されています。是非積極的に挑戦してみましょう。
2024年05月17日(金)
県知事表敬(リン酸班)
2024年5月17日に,つくばサイエンスエッジで文部科学大臣賞を受賞したリン酸班が鹿児島県知事へ表敬訪問をしました。
はじめに、研究成果を知事にプレゼンをしました。
その後、知事の質問がありました。装置の原理、将来の進路についての質問がありました。特に、知事は赤潮についてに関心が強く、多くの質問をしていました。
最後に記念写真です。
次に、鹿児島県教育庁の方に移動し,副教育長と教育次長の前でもプレゼンをしました。装置の説明や今後の研究についても質問を受けました。
来週は、鹿児島県水産振興課,鹿児島県水産技術開発センターの方々らと意見交換会があります(まだまだ忙しいリン酸班です)
2024年05月16日(木)
栗野中学校で行われた進路学習「先輩から学ぶ」に招待していただきました。
5月16日(木)に栗野中学校で行われた進路学習「先輩から学ぶ」に招待していただきました。
本校から,栗野中学校出身の生徒たちが参加しました。現在取り組んでいる課題研究の内容を発表したり,中学生からの質問に答えたりしました。久しぶりの母校で,今頑張っている取組を発表することができて,生徒たちは嬉しかったようです。また,今回の発表で新たな視点や課題が見つかったみたいなので,今後の内容の充実に期待したいです。このように,人前で発表する機会を得ると,今まで気付かなかったことに気が付いたり,成長のきっかけに繋がったりします。貴重な経験をすることができて良かったですね。招待していただいた栗野中学校の皆様,本当にありがとうございました。
2024年05月15日(水)
統計学講座と理数科2年生SR
5月15日(水),普通科2年生は統計学講座を体育館で受講しました。講師は元本校職員の脇薗祐一先生です。
統計って漢字を使うととっつきにくいですが,私たちがwebをチェックしたりYouTubeを見ただけで好みを収集して,我々にCMを提供するビッグデータサイエンスも,統計を用いて行われているものです。
皆さん得られたデータと結論の間に,他の原因が交じっていないか,十分注意してください。
例えば,「朝ご飯を毎日食べる児童は体力や学力が高い」という傾向が得られた時,「体力や学力が低い児童に朝ご飯を食べさせれば,能力は上昇する」というのは本当でしょうか?
朝ご飯が原因ではなく,朝ご飯を食べられるような規則正しい生活リズムが学力向上の原因かもしれませんし,朝ご飯を提供してくださる両親の関心の高さが,体力維持に有利に働いているのかもしれません。であれば,朝ご飯を食べなくても規律正しい生活リズム,両親の関心の高さを上げれば,朝ご飯とは無関係に能力は高まるでしょう。
一生懸命にアンケートや実験でデータを取った時,得てして「因果関係(=直接の原因)」ではなく「相関関係(=そのような傾向がある)」を結論としてあげてしまうことがあります。そのためには,十分に比較し,みんなで大丈夫か確認し合うことが大事でしょう。
理数科2年生は,各自の研究を進めています。
地学班は5月末に行われる学会発表準備でがんばっています。
「まさに化学!」というような意見交換。こういう時間が自分たちの考えをまとめてくれます。
自作の実験装置を試行錯誤している物理班。「もの作り」が新たな気づきを生み出すかもしれません。
休日の調査結果を整理するトンボ班。川でのメモが,意味を持つデータとして活用されるのに驚きです。「あのトンボ,15日も生きていて,今週初めて産卵したんだ!」ワクワクです。
2年生の課題研究も本格的に始まります。今年はどんな活躍をしてくれるのか,見守る我々もワクワクです!
2024年05月13日(月)
令和6年度霧島しごと維新事業「君の夢を叶える高校フェア」
5月11日(土)の午後に,国分シビックセンター国分ハウジングシビックホールで,霧島市内の中学生とその保護者を対象に,令和6年度霧島しごと維新事業「君の夢を叶える高校フェア」が行われました。霧島市内にある5つの公立高校の職員や生徒・卒業生ががぞれぞれの高校の魅力を紹介することで,中学生の進路選択に生かしてもらおうという趣旨の会です。
国分高校からも生徒二人と卒業生二人に参加してもらいました。ステージでは,高校の概要説明に加えて,卒業生にインタビューする形で話をしてもらいました。
ステージでの説明の後は,それぞれの高校のブースに分かれての説明でした。15分×3回の説明に,多くの中学生や保護者が参加してくれました。ブースでの説明からは,国分高校を代表する2年生の生徒2人が説明に加わってくれました。また,国分高校の生徒たちが作成した課題研究のポスターを掲示したので,国分高校の取組をよく理解していただけたのではないでしょうか。
質疑応答も,生徒や卒業生が明るく,分かりやすく回答してくれたので,とても雰囲気が良かったです。
中学生と保護者の皆さん,国分高校の魅力は十分に伝わりましたか?国分高校にはまだまだ魅力がたくさんあります。現在,中学校における高校説明会で国分高校の紹介をしていますが,6月には,夜の学校説明会を行う予定にしており,校舎内の見学も出来ます。また,説明会以外でも,随時校舎見学等には対応しているので,お気軽にお声掛けください。
なお,当日は昨年度の学校案内パンフレットを使用しましたが,今年度の学校案内パンフレットが完成しました!中学校説明会には,国分高校らしい明るく活気のある今年度の学校案内パンフレットを持参しますので,楽しみにお待ちください。
2024年05月10日(金)
「THE TIME,」無事放映されました!
最近注目されているリン酸班が,MBCの朝6時50分頃から放映されるThe Time, にて放映されました!
この番組はスタッフが来校することなく,遠隔で構成や画面などを指示された本校生徒会と理数科の生徒たちが作り上げたものです。
生徒会長のインタビューに答えたリン酸班によると,この測定機器の愛称(仮)は「リン子ちゃん」だそうです。安価で手軽,しかも高性能なこの機器が,鹿児島県の養殖現場を大きく変える可能性を秘めています。
早起きな先生方と共に,職員室で視聴しました。
2024年05月01日(水)
PTA評議員会と2年生SR始動
PTA評議員会が開催されましたが,その冒頭で3年生普通科肌班が課題研究を披露してくれました。保護者の皆様も生徒たちの発表を目にする機会は少ないと思います。実際に御覧になり,いかがだったしょうか?
肌班は,かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」にて大学生を相手に最優秀賞を手にした成果を上げています。
廃棄野菜を減らして農家の収入を増やしつつ,環境に優しい産業を興すことを目標とした取組に,好感が持てる内容でした。
評議員の方々,本日はお疲れ様でした。
さて, 水曜日の6~7限は,2年生SSHのサイエンスリサーチSRの時間です。系統ごとに分かれて,どのような研究を進めていくのか,試行錯誤しています。
桜島大根とハツカダイコンを植え,その成長を見ながら生育条件を変更しようと計画している班です。すくすく育って!!
研究の方向性を説明しても,先生方が理解できないと言うことは,どこかに独りよがりな思い込みがあるかもしれません。もう一度落ち着いてアプローチを考えてみましょう。
今日の放課後は普通科の生徒が「自主ゼミ」の申し込みを始めていました。本格的に楽しくなる時期ですね!「面白い」と思えることが,一番の原動力です。
2024年04月26日(金)
1年生のSSH:グローカルサイエンスGSの1回目
1年生は金曜7限目がSSHの時間:GSです。1学期を使って鹿児島や霧島の魅力を知り,自分たちが調べたいテーマを考える糧となる時間を過ごします。
今日はその第1回,そもそも課題研究・探究とは何かを,校内のSSH推進:神園先生から伺いました。
国分高校の生徒は,今まで課題研究を通して驚くような成長を見せてくれています。世界大会に出て活躍するようなグループもありますが,賞が取れるかどうかではなく,その活動を通して何を得られたかが大切です。
探究って何でしょうか。「近くの人と話し合ってごらん」という呼びかけに,1年生はすぐに反応します。
何か一つ,まだ誰も答えを見つけていないことに対して,狭く深く,トコトン突き詰めて調べて欲しいです。その経験の中で「なぜうまくいかなかったのか」「何をすればもっとうまくいったのだろうか」と,自分を分析する力:自己調整能力を身に付けることが,皆さんを大きく成長させます。
国分高校の3年間で,是非ここでしかできない経験を積み,希望する進路の実現につなげてください。
2024年04月25日(木)
室蘭工業大学:清水教授からのエール
4月24日(水),室蘭工業大学の清水一道先生が,「工学部の魅力」と「これからの皆さんへの期待」を中心として,2年生普通科に対してご講演くださいました。
ご自身は室蘭の製鉄技術を基にして,様々なアイデアをかたちにしてこられ,実業家の堀江貴文氏らとロケット開発に携わるなど活躍されている方です。
情報を得るスマホや,発表を支えるプロジェクターも,全ては工学系の方々が作り出しているものです。「ものづくり」の努力と工夫を「面白い!」と感じるように,是非なって欲しいというメッセージでした。最後に,未来を担う皆さんに向けたメッセージを,掲示します。2年生は思い出しながら,他学年はスライドを読みながら想像してください。
いかがですか? 何も大発明をこの一年で求めているのではありません。2年生は課題研究に週2時間取り組みますが「誰かのやったことをまとめる」のではなく「これは誰も調べていないのでは?」「もっとこうなれば人々のためになるのに」というような,挑戦を意識してください。
国分高校は代々先輩方の多くが「挑戦」をしてきました。皆さんも後に続きましょう!
普通科への講演終了後,理数科化学班の発表指導をしていただきました。リン酸班は,5月下旬に早稲田大学で行われる日本鋳造学会にて,高校生発表部門への招待を受けました。シンガポールでの国際大会を見据えて,多くの発表の場を経験させていただきます。
最後は清水先生お得意の自撮り記念写真でした。清水先生,わざわざ国分高校までお越しくださり,生徒たちへの熱いメッセージをありがとうございました。
2024年04月24日(水)
2年生理数科課題研究計画発表会
霧島ジオパーク事務局の石川徹様を講師にお迎えして,2年生の理数科課題研究計画発表会が行われました。
生徒たちは,これから研究を深めていく内容について,各班10分間でその内容を発表し,発表に対する指導助言や質疑応答を6分間で行いました。
発表した6班は,桜島班,BTB班,天文班,スジエビ班,波班,硫化水素班,トンボ班です。
実際に研究してまとめたことを,人前で発表するのはなかなか難しいですよね。思っていたとおりにならなかった班も多かったのではないでしょうか。しかし,この経験がこれからの皆さんの成長の原動力になります。今後,発表の機会が多くなるので,しっかりと課題研究に取り組んで,班のメンバーで内容を共有したり精査したりしながら,研究のレベルを上げていってください。先輩たちが皆,通ってきた道です。
今日の研究計画発表の内容から,今後まだまだ伸びていくのではという期待感を持つことが出来ました。ポスターにまとめたり,人前で発表をする練習をしたりして,課題研究を思いっきり楽しんでください。これからの皆さんの活躍が楽しみです。
2024年04月17日(水)
MBCテレビ ニューズナウ取材
先日報告した「つくばScience Edge 2024」で文部科学大臣賞を受賞した件で、MBCテレビ ニューズナウの取材を受けました。
放送日は、MBCテレビ 4月17日(水)18:15~18:55です。放送から約1週間、MBCのホームページに見逃し配信もあります。
是非皆さんご覧ください!
2024年04月12日(金)
理数科集会:3年生のポスター鑑賞
4月10日(水),対面式に引き続き,初めての理数科集会が開かれました。例年3年生が新入生に課題研究を披露する機会ですが,今年は別とポスター賞を生徒たちの投票により決めると言うことで,3年生にも気合いが入りました。
3年生が準備している間,新入生はまだ緊張しているようですね。
3年生は中間発表や成果発表会はもちろん,各種大会に出かけていき質疑応答や講評を受けているので,舞台慣れしている感じがします。
新入生の発表を見る姿勢,この前向きな態度が国分高校の課題研究が「なぜかうまくいっている」一番の原動力です。
校長先生も,本校理数科のポスター発表を生で見るのは初めてで,興味津々でした。
さあ,これから新しい時代を1年生や2年生で作り出していきます。
2024年04月12日(金)
FMきりしまの取材(リン酸班)
サイエンス部のリン酸班が、3月28日(木)~29日(金)に行われた「つくばScience Edge 2024」で文部科学大臣賞を受賞しました。
その快挙を受けて,FMきりしま様がリン酸班の生徒たちを取材するために訪問してくださいました。
生徒たちは,とても緊張しながらも、国分高校らしくハキハキと誠実にインタビューに応じていました。
FMきりしま様,取材をしていただき,ありがとうございました。
放送は76.9MHz,FMきりしまにて4月15日(月)の午後4時頃からになるそうです。
また,再放送は4月16日(火)の午前11時頃になるそうです。
是非,お聞きください。
また、アプリ(FMきりしまアプリ)からも聞けるそうです。
2024年03月29日(金)
【文部科学大臣賞】つくばサイエンスエッジ2連覇
2024年3月28.28日につくば国際会議場で開催された「つくばScience Edge 2024」に本校から5チームが出場しました。
そして、リン酸班が「文部科学大臣賞」を受賞しました。なんと!昨年に引き続き文部科学大臣賞2連覇です。
また、今夏に行われるグローバルリンクシンガポールの出場権も授与されました。
もちろん職員一同、結果をYouTubeで見ていました。
また、ポスター賞日本語部門にカビゴケ班が3位入賞
フロアーポスター賞にカラス班が入賞しました。
国分高校の生徒の、優しさ、強さ、そして賢さにより文部科学大臣賞を受賞できました。
国分高校は日本一の高校です!2024年03月20日(水)
日本金属学会2024年春期(第174回)講演大会 高校生・高専学生ポスターセッション
3月19日(火)にオンラインで開催された日本金属学会2024年春期(第174回)講演大会 高校生・高専学生ポスターセッションに
本校の理数科2年生2班,理数科1年生2班の合計4班が参加しました。
2024年03月18日(月)
MBC開発隼人養殖場 リン酸班訪問
3月15日(金),本校の理数科化学班の2年リン酸班が、MBC開発隼人養殖場に訪問しました。
リン酸班は、赤潮の原因となるリン酸を測定する機器を開発しています。そこで、地域の養殖業に役立ててもらおうと思い、MBC開発隼人養殖場を訪問することになりました。
まずはMBC開発隼人養殖場の方に、プレゼンをしました。隼人養殖場の方から、リン酸濃度測定の協力とアドバイスを得ることができました。
次に屋上から、養殖場を見学しました。
養殖されている車海老を見せてもらいました。活きが良く美味しそうでした。
ヒラメの養殖池です。リン酸濃度測定のための採水もしました。
最後に記念写真。
生徒からは、「よかった。」「楽しかった」「勉強になった」など今回の見学等が、研究を進めるのに大変勉強になったと思います。
隼人養殖場のホームページはここから(新鮮な車海老を販売しています)
2024年03月09日(土)
かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」成果発表会で最優秀賞!
2024年3月9日に県庁で開催された,かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」の成果発表会(決勝大会)に本校普通科の肌班が出場しました。
かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」とは,鹿児島県商工労働水産部産業立地課新産業創出室スタートアップ支援係が実施している事業で,県内学校に在籍する大学生,高校生,中学生が県内企業と協働し,鹿児島県の社会課題や各企業が抱える課題に対し,現場体験や座学,実習を通じて解決策を考えることで起業家マインドの養成を図ることを目的としています。
本大会では1月28日に開催された「THE MISSION KAGOSHIMA」の発表会で発表した優秀班3班が発表しました。
本校の卒業生で鹿児島大学教育学部の学生もラサール中学生と共に,廃棄食材を活用したレストランの起業について発表を行っていました。
京セラと連携し、科学的な分析がなされた素晴らしい発表でした。
本校の肌班は株式会社オービジョンと連携し,規格外野菜を活用した肌パックの研究を行っています。
前回の発表会よりブラッシュアップされた素晴らしい研究発表で,質疑応答についても的確に答えることができました。
結果発表です。なんと本校の肌班は鹿児島大学水産学部のダクチロホイホイチームと同点1位で,決戦投票となりました。
決選投票の結果は国分高校の肌班が1位。最優秀賞に輝きました。大学生もいる中,素晴らしいです。涙する生徒もいました。
授賞式です。
肌班の皆さん,おめでとうございます。副賞には東京で開催される起業甲子園に出場するための航空券と宿泊券が贈られました。
本校の肌班は1年次から研究開発を開始し,2年生の途中から約半年間,かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」に参加し,様々な経験を積ませていただきました。
特に鹿児島県内最大級のインターネット通販サ イト『かごしまぐるり』の運営や地方創生事業への取り組みを行っている株式会社オービジョンの方々には大変お世話になりました。下は株式会社オービジョンの代表取締役の大薗順士様との最優秀賞受賞の記念写真です。
このような素晴らしい学びの場を提供して下さった鹿児島県商工労働水産部産業立地課新産業創出室,THE MISSION KAGOSHIMA運営事務局,EYストラテジー・アンド・コンサルティングの方々,大変ありがとうございました。
肌班の皆さん,東京での発表も頑張って下さい!
2024年02月22日(木)
FMきりしまの取材
学年末考査前に1年生が参加した舞鶴最先端サイエンス研修について,ブログを見てくださったFMきりしまの堀之内さんが取材に来てくださいました。
番組「ハイスクールインフォメーション」の放送は76.9MHz,FMきりしまにて2月28日(水)午後1時20分頃からになります。是非聞いてください。
本当は2月14日(水)の取材を希望されましたが,生徒達が「学年末考査の勉強がしたい!」と申し出て,本日の取材になりました。堀之内さんも「頼もしいので,ますます取材したくなりました!」と言ってくださり,ありがたかったです。
楽しかったこと,約2倍の選抜を勝ち抜いて参加したことなど,生徒自身の言葉で楽しそうにインタビューに答えていました。
東京では大学やホテルでの集合時間だけ決めて,あとはそこに間に合うように各自で行動するように指示されたとのこと。初めて東京に行った生徒もいる中で,「自己調整」する力が大きく発揮されたと思います。
次は2年生9月の中間発表Iでの成績上位者に,上位コンテストへの参加誘いがいきます。しっかりテーマに取り組んで,観客を引き込むようなポスターを完成させてください。
堀之内さん,いつも国分高校に注目してくださり,ありがとうございます。
2024年02月22日(木)
速報!高校生国際シンポジウム優秀賞
2月21日(水)~23日(木)にかけて,鹿児島市宝山ホールにて第9回高校生国際シンポジウムが開催されました。
本校からはスライド発表にリン酸班,硫黄班,ポスター発表にカビゴケ班,コミュニティスクール班が出場しました。
リン酸班の発表です。場をこなしているのか,貫禄十分です。
硫黄班です。理数科1年生ながら,これまでも様々な大会に出て行ってます。今後の進展が楽しみな班です。
カビゴケ班は,3月上旬に東北大学から招かれて仙台までいくことが決まっています。がんばれ~~~。
コミュニティスクール班です。九大にも行ったし,霧島市教育委員会にも行きました。今年は大活躍でしたね。
成績発表では,スライド発表「化学・環境分野」において,リン酸班が優秀賞(第2席)に輝きました。おめでとうございます。
リン酸班は,5月に早稲田大学で行われる日本鋳造学会にも招かれて,参加します。努力が報われると嬉しいですね。さらに研究を進めて,発表内容を高めてください。
2024年02月14日(水)
論文作成講座in2年生SR
2年生は1月30日(火)の成果発表会にて,今までの研究成果を聴衆に披露しました。これで一応の一区切りです。
でも,まだ終了していません。研究成果は論文にまとめて「初めて」成果として残るのです。3年生のSSの時間として取り組みます。今日は鹿児島大学理学部化学プログラムの助教:神長 暁子先生に,論文を書く上でのポイントや決まり事を教わりました。
「なぜ論文を書くのか」皆さん発表会ですべてを絞り出したと感じているかもしれませんが,それを受け取ることができたのは同じ会場にいた聴衆だけです。でも,論文として残せば,後輩らにも伝えることができます。同好会や学会の会誌に投稿すれば,不特定多数のより多くの方々に,自分の研究成果を届けることができます。
皆さんの感じた面白さを,より多くの人々に届けること,もっと大きく言えば人類の遺産として残すことにより後世の人が利用できる状態にすること,このことが論文化しなければならない最大の理由です。
ちなみに私は鹿児島昆虫同好会に30年以上在籍し,今でも観察の記録や研究成果を発表し続けています。教頭の名前を探してみてください。初めて投稿したのは122号,2001年でした。最近は必ず投稿しています。鹿児島昆虫同好会会誌 SATSUMAの目次
少し脱線しました。さて,2年生にはスタサプのアンケート機能で,本日の学びを記録するものをお届けしました。今日感じたことを,是非残しておいてください。来年度,自分を振り返ってPRを考える際に,きっと役に立つはずです。
神長先生には本校までお越しいただき,2年生に熱く語っていただき,誠にありがとうございました。
2024年02月13日(火)
桜蔭理工系女子育成プログラム「女系研究者講演会」について
本校のSSH事業の一環で理系女子を育成する事業して,桜蔭理工系女子育成プログラム「女系研究者講演会」を実施しています。
本年度は1年生を対象に2月9日(金),第一工科大学の森園由香先生にご講演をいただきました。森園先生は本校の卒業生です。
本校のOBである森園由香氏の高校時代から研究者になるまでの生い立ちや研究内容,地域イノベーションについての講義でした。また,研究者として大切にしていること等の話がありました。
最先端で活躍している女性科学研究者の講義を聴くことで,科学技術に興味・関心を持った人も増えたのではないでしょうか。さらに今後の進路や生き方の示唆となったと思います。講義終了後は自分の進路等について相談する3年生もいました。
森園先生,お忙しい中,素晴らしいご講演ありがとうございました。また,遅い時間まで本校生の相談にのって下さりありがとうございました。
2024年02月11日(日)
「第8回高校生よかアイデアコンテスト」で普通科はっぴーきっず班が優秀賞!
2月10日(土)に鹿児島国際大学で開催された「第8回高校生よかアイデアコンテスト」の決勝に2年生普通科のはっぴーきっず班が出場しました。
決勝は8組の高校生が,それぞれの身近な地域に目を向け,地域課題を発見し,その解決策を発表しました。
本校のはっぴーきっず班は「霧島市の大逆転型コミュニティ・スクールの創出〜導入率0%からの脱却〜」というタイトルで発表を行いました。
7分間という日頃の発表時間より短い時間でしたが,見事なプレゼンテーションでした。日頃の研究成果をしっかりと発表できていました。
質疑応答に関しても準備していたスライド等を活用して的確に答えることができていました。
軽食(ハンバーガー等)をいただいた後,いよいよ結果発表・授賞式です。
本校のはっぴーきっず班は見事,優秀賞(2席)を受賞しました。
おめでとうございます!日頃の研究への努力が結果となり嬉しそうです。
本日のコンテストでいただいた助言等を生かして,さらに研究を深めていって下さい。
このような素晴らしいコンテストを開催して下さった鹿児島国際大学,審査員,関係者の皆様,大変ありがとうございました。
2024年02月09日(金)
舞鶴最先端サイエンス研修3日目
舞鶴最先端サイエンス研修3日目です。本日は東京消防庁と,スカイツリーにある千葉工業大学の施設を見学します。
いきなりの門構え,緊張しますね!
AEDの装着実習を行いました。胸部圧迫との初期対応で,生存率が格段に上がると調べていた,2年生の課題研究がありましたね。
年始から日本各地で様々な災害が起きています。いざというときには,経験が一番生きてくることでしょう。しかし,この水消化器から出ている水は,どのように処理しているのでしょうか?不思議!
いよいよ千葉工業大学の宇宙に関する展示です。
こ,これは!!Mクロスのヴァルキリーのガウォーク?天井が低くて変形できないようです。
3日間の関東地方の研修,きっと皆さん楽しい,有意義な経験をしてくれたことでしょう。選抜を経て選ばれた16人は,是非学校に帰っても,周囲の生徒に良い影響を振りまいてください。
2024年02月09日(金)
舞鶴最先端サイエンス研修2日目
舞鶴最先端サイエンス研修2日目です。東京大学を訪問しました。先生方5人によるイノベーションに関する特別ワークショップです。
今回の研修は,安全に配慮しつつ、生徒の主体性の伸長を重んじ、基本的に「現地集合、現地解散」です。自分たちで考えて行動し、一人も遅れることなく指定ポイントに集合できました。
ゼロカーボン社会の実現を目指す「CO-JUNKAN」プロジェクトの先生方から、社会変容に必要な視点や最先端の考え方についてレクチャーしていただきました。その後,自由に食事をとり、自由に議論し、自由な発想をぶつけ合って、よりよい未来社会に向けたワークショップを楽しみました。
大学の食堂でご飯を食べる機会はあまりないので,貴重な経験でしたね。おいしかったでしょうか?
大学の校内にコンビニやファストフードのお店も入っているので,高校生にとっては驚きですね。サンドイッチも映えています(^_^)
2024年02月09日(金)
東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」への参加について
本校のSSH事業の一環で東京大学の「高校生と大学生のための金曜特別講座」への参加があります。
令和5年度は金曜日に20回程度オンラインで参加しました。2月9日(金)にあった寺田新先生 (東京大学 教養学部 統合自然科学科・教授)の「トップアスリートの食事の秘密」の講座には下の写真のようにたくさんの生徒が参加しました。
毎回,その講義に興味・関心を持った生徒・職員がオンラインで参加しています。
国分高校では高校の通常授業だけでなく,東京大学や鹿児島大学理学部・農学部・工学部等の講義を受講できる環境があります。
是非,国分高校で大学の最先端の講義を受講しませんか。
2024年02月07日(水)
舞鶴最先端サイエンス研修1日目
本日から9日(金)まで,生徒16人が参加して舞鶴最先端サイエンス研修が行われています。
この研修は,東京大学と連携して実施するサステナビリティに関する総合的な内容のプログラムや,筑波大学及びNIMS(国立研究開発法人物質・材料研究機構)での研修を通して,基礎的な科学リテラシーを養うとともに,課題研究に向けた素地を育成することや,研修を通して科学的な見方や考え方に触れ,幅広い視野の育成に繋げることを目的にしています。
心配された雪の影響も無く,比較的温かいようです。良かったですね。飛行機の中でも勉強をしている様子が見られたとのこと。意識が高くて素晴らしいです。
つくばエクスプレスで移動です。大都市の数分おきに到着する電車に驚いているのはないでしょうか?時刻表を見る必要がありませんよね(笑)
高校時代に,最前線の研修者の先生方と直接触れ合うことが出来る機会を持つことが出来るのは本当に羨ましいです。
見ている人に分かりやすく伝えることが出来る技術や話術も学んで来てくださいね。
充実の研修がスタートしたようです。大いに刺激を受けて,頭の体操をしてください。今回の研修は飛躍のチャンスですね。
16人の生徒の皆さんが帰ってきてからの様子が楽しみです。周りの生徒たちにも良い影響を与えてくれることを期待しています。
引き続き,研修を頑張ってください。報告が入り次第,ブログを更新したいと思います。