12 SSH
2025年05月20日(火)
5月20日(火)の表彰式
5月20日(火)の全校朝礼の際に表彰式が行われました。多くの生徒たちが活躍して表彰されました。文武+課題研究の三刀流でキラキラと輝く国分高校生です。
【課題研究】
日本金属学会 第13回高校生・高専ポスターセッション
高校生ポスター最優秀賞 サイエンス部窒素班
高校生ポスター優秀賞 サイエンス部硫化水素班
【姶良・伊佐地区大会】
優勝 男子ハンドボール部
優勝 剣道部男子団体
優勝 剣道部女子団体
優勝 剣道部男子個人 亀澤剣生 さん
優勝 剣道部女子個人 竹松悠佳子 さん
2位 女子バスケットボール部
2位 登山部男子
2位 卓球部男子団体
2025年05月19日(月)
3年生理系物理選択者 光の干渉実験
5月19日(月)に,3年生の理系物理選択者の授業で光の干渉実験が行われました。よく分かりませんが(笑),いくつかの光が作用しあって,一番下の写真のように縞模様が出てくるということでしょうか?課題研究の波班が取り組んでいる水面のキラキラ現象も,この光の干渉によるものなのですかね?生徒たちの興味津々の様子が伝わってきます。授業に実験が加わると,より説得力が増して,内容が充実したものになりますね。
国分高校では,たくさんの実験が行われます。実験の機会をたくさん準備してくださる理科の先生や実習助手の先生方に感謝です。その実験が課題研究の充実にもつながります。これからも楽しんで学んでほしいと思います。
2025年05月19日(月)
1年生GSオリエンテーション
国分高校では,「総合的な探究の時間」を学校設定科目に読み替えて取り組んでいることを前回のブログの2年生のSRの授業で紹介しました。1年生の「総合的な探究の時間」も同様に,金曜日の7時間目に学校設定科目のGS(Glocal Science)の授業を行っています。このGSの時間の上半期は,生徒たちが自分たちの課題研究のテーマを決めるための様々な講演会やフィールドワークだったりします。まずは課題研究とは何か?どのように考えて取り組むべきか?という観点を身に付けることが重要になります。
5月16日(金)のGSの時間は,1学年全員で集まってオリエンテーションを行い,課題研究,探究活動のあるべき姿について学びました。学年主任の平山先生が,とても分かりやすく生徒たちに課題研究の核心を伝えてくださいました。生徒たちは,中学校までの「総合的な学習の時間」と,高校の「総合的な探究の時間」の違いについて理解することができたのではないでしょうか。国分高校で取り組んでいるSSHの取組にどっぷりはまって,大学等の進学にも生かしてほしいと思います。1年生の皆さん,さあ課題研究のスタートです。思いっきり楽しんで,それぞれの道を究めてください!
国分高校のSSHに関わってくださる方々から,国分高校の生徒たちは聞く態度が良いとよく言われます。人の話をしっかり聞いて,自分自身のものとして身に付けられたらいいですね。国分高校では外部の方々による講演の機会が豊富に準備されています。生徒の皆さんには,この恵まれた環境を生かして,大いに成長してほしいと思います。課題研究を楽しんでくださいね。
2025年05月19日(月)
MBC南日本放送『kagoshima SDGs 17colors』国分高校のチーム「地域史広め隊」
5月17日(土)に,MBC南日本放送の『kagoshima SDGs 17colors』という番組で,国分高校の「地域史広め隊」の活動の内容が放送されました。この放送は,3月8日(土)に鹿児島銀行よかどビルで開催された,「SDGsみらい甲子園ファイナルセレモニー」で川商ハウス賞を受賞したことによるものです。学校教育に地域の歴史を取り入れることを目指している「地域史広め隊」の生き生きとした活動の様子が紹介されました。視聴することができなかった方のために,下記のyoutubeから見逃し配信があるそうです。是非御覧ください。
2025年05月15日(木)
2年生SR
国分高校では,「総合的な探究の時間」を学校設定科目に読み替えて取り組んでいます。2年生は,普通科も理数科も「総合的な探究の時間」の1単位分と,「情報1」の1単位分の計2単位分を「SR(Science Research)」に読み替えて,水曜日の6限と7限に授業を行っています。このSRの時間は,生徒たちがそれぞれの課題研究に取り組んで,来年の1月に行われるSSH成果発表会に向けた活動の時間になります。内容としては,それぞれの班による活動(研究→発表→論文作成)の他,プレゼンテーション講習会や統計学講座,ロジック国語講座等の講演会,各種課題研究の大会出場に向けた活動になります。
5月14日(水)の6限と7限にSRが行われました。今回は,それぞれの班による活動です。お互いに意見を出し合ったり,研究の進め方の方針を話し合ったりします。進行の早い班については,内容のブラッシュアップに取り組んでいます。理数科の生徒たちは実験に取り組んだり,実験の結果を検証したりすることが多いようです。職員は基本的に各教室で見守り指導です。生徒たちから質問等があった場合に,アドバイスをしたり生徒たちが進めて行きたい方向の確認作業をしてあげたりします。
【普通科】
【理数科】
国分高校の生徒たちの課題研究が充実しているのは,生徒たちの自走化がうまくいっているからだと思います(^_^)v そして何よりも,楽しんで前向きに取り組む生徒たちの姿が素晴らしいです。
「霧島から世界へ イノベーティブな科学系人材の育成を目指した国分プログラムの開発と展開 ~1期目「サステナビリティの視点の獲得」から2期目「サステナビリティの社会の構築のためのイノベーションを創出する科学系人材の育成」へ~」という学校としてのSSHの研究課題の実現に向けて,とても良い雰囲気でSSHの活動が進められています!(^^)!
2025年05月14日(水)
霧島温泉郷での硫化水素濃度測定の実証実験
5月13日(火)に,日本金属学会の高校生ポスターセッションで「優秀賞ポスター賞」を受賞した理数科3年生の硫化水素班の生徒たちがが,霧島温泉郷を訪問しました。
全国の温泉地でも硫化水素による事故が起こっていることから、地元の霧島温泉郷で測定を行いました。また,今回の実証実験は,有毒な硫化水素が発生している危険性を考慮し,霧島ジオパークの石川先生の御同行と御指導の下で,安全に配慮をして実験を行いました。
まずは,霧島国際ホテル下の遊歩道で測定をしました。
次に,前田温泉「ガジロが湯」(株式会社前田産業)様の御協力の下,源泉での硫化水素測定を行いました。
株式会社前田産業様との話の中で,霧島の地熱エネルギー発電について話題になりました。現在,NEDOや東京大学が工場からの排熱発電システムに取り組んでおり,霧島温泉でも応用できるのではないかと考えているそうです。
興味のある方は,ここをクリックしてください。
とても充実した実証実験を行うことができました。霧島ジオパークの石川先生及び株式会社前田産業様の御協力,本当にありがとうございました。
中学校の理科の実験における硫化水素発生による生徒の体調不良の事故のニュースが頻繁に聞かれます。国分高校の硫化水素班の生徒たちの取組が,全国の実験における事故防止に生かされることを期待しています。
2025年05月12日(月)
舞鶴フィールド研修Ⅲ(サイエンス部2年生)
5月10日(土)~11日(日)の1泊2日の日程で,サイエンス部(理数科)の2年生23人が舞鶴フィールド研修に出掛けました。今回の研修は,鹿児島市喜入の愛宕川,南九州市の石垣川,南さつま市の万之瀬川,いちき串木野市の八房川を訪問しました。研修の目的は,水生生物や昆虫の採集と分布の調査,水質調査などです。県立南薩自然の家に宿泊をして,充実した研修を行うことができました。
ご飯も美味しくて量もたっぷりあったそうです。ナイトウォークで松原の散策やサンセットブリッジの散策も楽しめたそうです。早寝早起きでラジオ体操まで取り組んで健康的な研修でしたね。
少年のような先生を中心に,生徒たちが生き生きと過ごすことができた今回の研修でした。これからの課題研究に大いに生かしてくれることを楽しみにしています。お疲れ様でした。
2025年05月10日(土)
令和7年度霧島しごと維新事業「君の夢を叶える高校フェア」に参加しました。
5月10日(土)に,霧島市教育委員会が開催した,令和7年度霧島しごと維新事業「君の夢を叶える高校フェア」に参加しました。霧島市内の中学生と保護者が参加して,市内の5つの公立高校の説明を聞くイベントです。中学生は第2土曜の授業を終えて,午後から会場の国分ハウジングシビックホールに集まってくれました。
国分高校は,一昨年度と昨年度の卒業生の協力をもらって紹介を行いました。新しい校舎や制服,活気溢れる学校教育活動,SSHの取組や部活動等について,パワーポイントを用いて紹介しました。国分高校と言えば課題研究です。卒業生や在校生の作成したポスターを10枚,ブースに掲示しましたが,さすがに10枚のポスターが並ぶと華やかで迫力がありました。生徒たちの活動が広報活動にも繫がるのでありがたいです。また,卒業生の2人が,国分高校に通って本当に良かったと話してくれたのがとても嬉しかったです。
鹿児島大学に在学中の卒業生の2人です。御協力ありがとうございました。大感謝です。
右:令和5年度卒 中村鈴菜さん(国分南中出身) サイエンス部で全国大会出場
左:令和6年度卒 隈元俊輝さん(舞鶴中出身) ハンドボール部で全国大会出場
2025年05月07日(水)
国分中学校での硫化水素濃度測定の実証実験
5月7日(水),日本金属学会の高校生ポスターセッションで「優秀賞ポスター賞」を受賞した理数科3年生の硫化水素班が,国分中学校を訪問しました。
硫化水素班は,全国の中学校の理科の授業で,硫化水素を発生させる実験に参加した生徒が吐き気や頭痛などを訴え、病院に搬送されたというニュースが相次いで報道されたことから,安価・簡単で正確な硫化水素濃度の測定機器の開発を目標に取り組んでいます。そこで今回は,地元の国分中学校に課題研究の実証実験への御協力を依頼したところ,快く受け入れていただけることになったことから,実際に理科の実験の授業に参加するために,国分中学校を訪問しました。
まずは、自己紹介と趣旨説明
実験の様子
最後は片付けまで
中学校での実験においても,十分に硫化水素の濃度を測定することができることが分かりました。今回の経験を生かして,今後も地元の中学校に硫化水素濃度の測定器を広めていきたいです。
来週は,霧島の硫黄谷まで出掛けて、硫化水素の濃度を測定する予定です。
私たちの身近な所に研究のための素材があふれていて,それらが国分高校の充実の課題研究につながっています。今回の取組について,国分中学校の皆さんに興味を持ってもらえたら嬉しいです。国分中学校の皆様,御協力,本当にありがとうございました。
2025年04月24日(木)
理数科課題研究計画発表会
4月23日(水)に,理数科の2年生による課題研究計画発表会が行われました。理数科の生徒たちは,全員がサイエンス部の物理班,化学班,生物班,地学班のどこかの班に所属して,それぞれ課題研究に取り組んでいます。今回は,1年次に取り組んだ課題研究の内容を基に,来年1月の成果発表会までにどのようなことを目的に取り組んでいくかについて発表しました。
霧島市市長公室ジオパーク推進課事務局員の専門員石川徹様を講師にお迎えして,生徒たちの課題研究発表と今後の計画について指導・助言や御質問をいただきました。根本的なリサーチクエッションに関する質問や効果的なプレゼンテーションの見せ方等に関するアドバスをいただき,生徒たちにとっては貴重な時間になりました。毎年,この発表会から課題研究の内容がどんどん濃くなっていきます。9月の中間発表がとても楽しみです。
このように,プレゼンテーションを作成して人前で発表し,それに対する質疑応答まで行うので,将来,大人になってから必要とされる資質・能力を高校時代に築くことができます。主体的に生きる力が身に付く国分高校の教育活動です。
2025年04月23日(水)
教科横断型の授業を実施しました(理×英)。
4月22日(火)に教横断型の授業を実施しました。実施した学年と教科は2年生理数科の理科と英語です。科目名は理数化学と英語コミュニケーションで行いました。頻繁に行うことができるわけではありませんが,国分高校ではこのような機会をとても重要なものだと考えています。今後も可能な範囲でチャレンジしていきたいです。生徒たちにとっても,新鮮な授業になると思います。生徒たちは,タブレットを駆使してディスプレイを眺めたりしながら授業に取り組んでいました。最先端の授業展開ですね。理科にも英語にも興味を深めてほしいです。積極的にチャレンジしてくれる先生方が多い国分高校なので,これからが更に楽しみです。
2025年04月22日(火)
国分高校【公式】のインスタをはじめました。
鹿児島県立国分高等学校【公式】のインスタグラムをはじめました。このインスタグラムを使って,SSHなどの情報をお知らせする予定です。下記のリンクやQRコードから,ぜひ登録をお願いします。2025年04月17日(木)
物理班がトヨタ車体の皆様にプレゼンを披露しました。
4月16日(水)の放課後,物理班の生徒たちが,トヨタ車体の方々にプレゼンテーションを行って指導をしていただいていました。物理班は音や光について,身近な現象の原因等について課題研究を行っています。トヨタ車体の皆様はとても協力的で,生徒たちに親切丁寧に御指導をしていただいています。地元の企業と連携させていただく機会を得られることに,本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
物理班の皆さん,教えていただいたことをしっかり自分たちのものにして,課題研究の内容をさらにブラッシュアップさせていきましょう。トヨタ車体の皆様,ありがとうございました。
2025年04月15日(火)
全校朝礼・表彰式
4月15日(火)に全校朝礼と表彰式が行われました。
表彰式では,課題研究に取り組む3班の生徒たちが表彰を受けました。課題研究の国分高校。今年度も生徒たちの活躍が楽しみです。
スジエビ班 つくばScienceEdge2025オーラル特別賞 グローバルリンクシンガポール2025への出場権を獲得!
グローバルリンクシンガポール2025は3年連続の出場権の獲得になり,快挙です。
トンボ班 同じく,つくばScienceEdge2025でブースポスター賞を受賞しました。こちらも快挙です。
ペーパー(レス)班 志學館大学主催課題探究/研究発表大会 学長賞
Hot spring 班 地方創生2.0へ!高校生によるデータを根拠にした私の町への観光計画の提言 最優秀賞
校長からは,いじめ問題を考える週間に関連させて,自分事として考えることができるようになろうという講話がありました。周りの人に対して優しい国分高校の生徒たちです。きっと大丈夫だと思います。週番の先生からは連絡事項が伝えられました。年度始めなので,連絡事項が多いです。学級のSHRでも同様に,聞き逃さないようにしてほしいです。
2025年04月09日(水)
令和7年度 理数科集会
対面式の後,理数科の生徒たちは体育館に残って理数科集会を行いました。理数科集会は,理数科の2年生と3年生が,後輩である理数科の1年生に対してポスター発表をする行事です。
2年生の窒素班
3年生の硫化水素班
3年生の波班
3年生のトンボ班
3年生の桜島班
自分が素晴らしい発表だと思った班に投票もしました。発表会とはどのようなものかを理解してもらえたのではないかと思います。理数科の1年生の皆さん,興味を持つことができた内容の発表はありましたか?皆さんは,これから1学期の間は様々な経験をして課題研究の基礎を身に付けることになります。それらを踏まえて,7月ごろから班分けが始まります。今回の理数科集会は,皆さんがどの班に所属して課題研究に取り組んでいくかをイメージをすることができる良い機会になったと思います。せっかく国分高校に入学したので,課題研究を大いに楽しんでほしいです。
2025年04月07日(月)
MBC開発隼人養殖場 窒素班訪問
4月4日(金),日本金属学会の高校生ポスターセッションで「最優秀賞ポスター賞」を受賞した理数科2年生の窒素班が,MBC開発隼人養殖場を訪問しました。窒素班は,赤潮の原因となる窒素を測定する機器を開発しています。そこで,地域の養殖業に役立ててもらおうと思い,MBC開発隼人養殖場を訪問することになりました。まずは,MBC開発隼人養殖場の方にプレゼンをしました。
ヒラメの養殖池の見学
ヒラメの稚魚の見学(バケツの中の黒いのが稚魚です。)
車海老の選別場・出荷場
最後に記念写真。
また,養殖池での採水も行い,窒素濃度の測定をします。生徒からは,「楽しかった」,「勉強になった」などの感想が寄せられました。今回の見学等が,研究を進めるのに勉強になったと思います。
隼人養殖場のホームページはここから(新鮮な車海老を販売しています。)
https://sites.google.com/mbckaihatsu.co.jp/chisan/
2025年04月07日(月)
第一工科大学 髙嶋洋先生の来校
4月4日(金)に,第一工科大学 髙嶋洋先生に御来校いただきました。そして,窒素班の課題研究を御参観いただき,御講演もしていただきました。
まずは,窒素班の生徒たちががプレゼンをしました。
窒素測定器の説明
高嶋先生からは,セルビアの水質汚染の講義をしてもらいました。
セルビアは,地下水の水質汚染が深刻なのだそうです。今後は,本校の卒業生の開発したリン酸測定器と窒素測定器を,セルビアの中学生や小学生に使ってもらおうという取組に発展しそうです(国際的な共同研究の実践!)。まずは、セルビアでリン酸測定の観測してもらえるように,簡単なマニュアルを作成する予定です。様々な方面に繋がりが広がって,とても楽しみな取組になりそうでワクワクです。
2025年04月03日(木)
アマモ班の自主ゼミの活動
理数科の2年生に,自主ゼミとして課題研究に一生懸命に活動している「アマモ班」がいます。これまでも,昨年の12月に重富漁港でアマモの植え付け体験をさせていただいたりして,積極的な活動に取り組んでいます。4月3日(木)に,姶良市加治木町にある錦海漁協の皆様の御協力を得て,国分高校で勉強会を開催していただきました。講師には,鹿児島県漁業協同組合の栫様と錦海支所の遠藤様,合同会社ECOS技術士事務所の安藤様です。安藤様は錦海漁協の皆様にもアドバイスや指導をされているそうです。
遠藤様からは,ブルーカーボンについて,アマモの生態について,これまでの取組について御教授いただきました。アマモ班の生徒たちは,鹿児島水族館いおワールドのアマモが天草産でとても元気があるのに対して,錦江湾のアマモは元気がないことに着目して,その理由が遺伝的なものなのか,環境的なものなのかを調べていきたいのだそうです。今後は,海水の塩分濃度を変えたり,海底の砂などの条件を変えたりした時に,発芽等の様子がどのように変わるのかを調べていくそうです。そして,2021年度を最後に更新されていない県全体のアマモの分布状況の更新も考えているそうです。
とても意欲的で素晴らしい取組です。これからの活躍が楽しみな自主ゼミです。
2025年03月31日(月)
つくばサイエンスエッジにて活躍!
3月28日(金)~29日(土)にかけて,つくばサイエンスエッジが開催されました。本校から出場した課題研究班のうち,エビ班は全国から8校残ったオーラル発表に臨み,オーラル特別賞を獲得しました。夏に行われるグローバルリンク・シンガポールへの推薦をいただきました。旅費の問題をクリアーして,活躍できることを願っています。
ポスター発表では,ブースポスター賞をトンボ班が受賞しました。
課題研究を楽しんでいる生徒たちが,このような数々の舞台で評価されることが非常に嬉しく,頼もしく思います。後輩の皆さんもぜひ自分たちの疑問や興味関心を満足させるような活動を行ってくださいね!
2025年03月25日(火)
令和6年度3月25日
3月25日(火),一年の最後を締めくくる日には,多くの行事がありました。まずは表彰式です。
山岳部走破大会,作文,写真部,地域史広め隊,ペーパーレス班など,部活動や課題研究の発表会などで様々な受賞をしています。
修了式では校長先生から「学校に嬉しい電話が掛かってきた。周囲に対して,思いやりある行動を取れる本校生は,とても素晴らしい」というお話でした。また,本校に足りないのは時間を大切にする気持ち,もっと自分を高める努力ができるはずなのにしていない点だ,と生徒への変容を求められました。
新学年に進級するにあたり,是非皆さん自分自沈を見つめ直し,メタ認知を活用して成長してください。皆さんなら,まだまだ伸びしろがたくさんあり,自分の希望を叶えられるはずです。
続いて離任式でした。
心根の優しい,素敵な国分高校生徒お別れするのはとても残念です。遠くからも,皆さんの活躍を祈っています。
2025年03月18日(火)
ペーパーレス班が最優秀賞!
3月16日(日),志學館大学主催の課題探求/研究発表大会にて,国分高校普通科2年生のペーパーレス班(自主ゼミ)が,最優秀賞(学長賞)を受賞しました。
校内の発表会でも,常に注目されていたペーパーレス班,自ら名乗り出て出場を決めた大会でしたが,素晴らしい成果を上げてくれました。
国分高校の一番すごいところは,特定の課題研究班が受賞を独占するのではなく,様々な班がいろいろな場面で自分らしさを発揮して,それを評価してもらえているところです。
1年生のみんなも,普通科の生徒たちが楽しんで,自分たちの「なぜ?」「どうすればもっと良いのかな?」という疑問や提案に向けて,思い込みではなく客観的に納得できる新しい視点を探ってください。皆さんの活躍に,期待しています。
2025年03月17日(月)
日本金属学会 高校生最優秀賞ポスター賞・優秀賞ポスター賞受賞
3月8日(土)に,東京都立大学南大沢キャンパスで開催された,日本金属学会の2025年度「高校生・高専学生ポスター発表」に参加しました。貴重な発表の機会をいただいた上に受賞も果たして,今後に繫がる充実した一日になりました。参加した生徒たちは,これからさらに頑張ってくれると思います。また,今回の経験が周りに良い影響を与えてくれるものと思います。
硫化水素班の発表の様子
窒素班の発表の様子
バリウム班の発表の様子
結果
・1年生の窒素班が「高校生ポスター最優秀賞」
・2年生の硫化水素班が「高校生ポスター優秀賞」
2025年03月14日(金)
SDGsみらい甲子園 ファイナルセレモニー
高校受検に伴う自宅学習期間にも,国分高校生は活躍していました。
3月8日(土),鹿児島銀行よかどビルにて、「SDGsみらい甲子園ファイナルセレモニー」が催されました。
県内50以上の参加チームの中から最終選考に選出された11校12チームが、SDGsの達成に向けてこれまで取り組んできた探究活動の最終プレゼンを行いました。本校からは、学校教育に地域の歴史を取り入れることを目指している「地域史広め隊」と、小学校の飼育うさぎの「あにまるレスキュー班」が最終12チームに選出。県内の高校生と、持続可能なみらいづくりに向けた想いを共有し合います。
どの学校のどの班も、自分たちの想いをエンジンにして、素晴らしい取り組みを重ねてきたことが発表から伝わってきます。
全ての活動発表を終え、「地域史広め隊」が「川商ハウス賞」をいただきました!川商ハウス様、誠にありがとうございます。
地域史広め隊の活動の様子は、4/19(土)13:54からMBCテレビ「Kagoshima SDGs 17colors」で放映予定です。
審査員の酒井先生から、高校生に向けて講評をいただきました。社会課題の解決に向けたまなざしとして、とても学びの多い6項目だと感じましたので共有いたします。
(1) 異なる物事をかけ算することの重要性
(2) 連携と協働
(3) 過去・現在・未来の繋がり(これまでの人たちの頑張りが今を生む。未来に託す)
(4) 目標は社会と大人の変容
(5) 自分が学ぶ理由(競争・発見・感染)を見つめ直す
(6) 子どもと大人が伴走する国分高校生、自らの学びを周囲にも広げながら、楽しく課題研究を続けていきましょう!
2025年03月13日(木)
理数科朝礼:研究の計画
理数科の生徒は,木曜日の7時30分から理数科朝礼を開きます。
3年生が卒業し,少し教室がさみしくなりました。1,2年生のスピーチでは「さあ,3年生です。受験と部活動と課題研究を両立させていきましょう」「合格発表から1年間経ちました。来年からは上級生として,1年生に研究を見せてあげられる存在になりたいです」など,新学年への抱負が多かったです。
理数科主任の先生から,4月下旬に2年生が行う課題研究計画発表会の予告がなされました。
1年生が今後どのように課題研究を進めていくか,検討する上で十分注意するのは「予算」「計画」「時間」の3つです。500万円もかかるような計画は,実現できません。また,自分たちで実現可能な実験や観察方法なのか,十分気をつける必要があります。そして,2年生になれば部活動の中心になったり,勉強内容も高度化したりして,課題研究に費やす時間を如何に見つけるか,という点も要注意です。
各班ごとに,春休みのうちに課題研究をどのように進めていくつもりなのか,考えてくださいね!もちろん先生方への相談は,いつでも対応可能です!!
2025年03月03日(月)
第14回クボタ・毎日地球未来賞【リン酸班】
第14回クボタ・毎日地球未来賞の応募作品がクボタ様のホームページに紹介されています。
「赤潮による被害を防ぐため赤潮予測の実用化を目指す」
2025年02月28日(金)
同窓会入会式・授賞式
2月28日(金),同窓会入会式・授賞式に引き続き,卒業式予行が行われました。
同窓会「桜陰会(正式には陰には草冠つきます)」への入会,おめでとうございます。各クラス2人の同窓会幹事を中心に,この絆を大切にしていきましょう。30年後,48歳になった時には,同窓会総会の主催者としてご活躍ください。
その後,3年生に対する様々な表彰が行われました。
鹿児島県教育委員会賞を受賞した皆さんです。
サイエンス部は,高文連芸術文化賞を受賞しました。様々な班の課題研究が評価されましたね!
リン酸班は,鹿児島県いきいき教育活動表彰を受賞しました。ハンドボール部キーパーの安水君も受賞しましたが,今日は代表合宿のために欠席でした。
学校賞を受賞した男子ハンドボール部です。全国ベスト5,素晴らしい活躍で,国分高校を盛り上げてくれました。
他にも岩崎賞,三カ年皆勤賞等の受賞者もおります。ただ,表彰は単なる結果です。その前に,どれだけ自分の青春を注ぎ込んだか,そのことが一番の思い出でしょう。表彰されていない3年生も,個人個人の打ち込んだ思いが,一番大切なものです。おめでとうございました。
2025年02月27日(木)
SSH視察:愛知県立豊田西高校
愛知県立豊田西高校から2名の先生がSSH視察に訪問くださいました。1年生の科学英語の進め方に興味を持たれ,本校職員の説明と,実際の授業に参加頂きました。
また,SSHの運営について,本校職員との情報交換を行いました。
運営指導委員会にて「なぜか課題研究がうまくいっている国分高校」と評されています。その原動力となるであろう点について,情報交換を行いました。共に切磋琢磨しながら,生徒たちの自立した課題研究に取り組む姿勢を応援したいですね。
2025年02月25日(火)
堀江教育委員の国分高校視察
鹿児島県教育委員会の堀江委員が,県内の高校視察で本校を選んでくださり,学校訪問が実現しました。校長から学校概要の説明があり,その後国分高校の「推し」でもある課題研究の発表を御覧いただきました。
シンガポールリンクにまで進出したリン酸班の研究を聞き「是非その成果を製品化するなど更に進めて欲しい」と述べられました。
ハッピーキッズ班のコミュニティスクールに関する提案については,実現可能と思われる手段を取り上げて,県内約50%程度しか採用されていない現状をどうしたらよいと思うか,意見交換しました。
2年生の英語班は,堀江先生にメールで質問した経験がありました。「私が回答した研究が,こんなふうにまとまったのね!」と,感心して頂けました。日本の英語教育を如何にしていくべきなのか,大人の事情も交えながら,こうあるべきですねという夢を語り合い,叶えるようにどうすれば良いか話が盛り上がりました。
授業参観等もして頂き,最後に意見交換で「国分高校に期待している」旨の言葉をいただきました。在校生の皆さん,国分高校は皆さんの活躍やがんばりのおかげで,注目される学校になっています!4月からの新入生も迎えて,より楽しくしていきましょう!
2025年02月23日(日)
かごしまアントレプレナーシップ養成プログラム
次世代の起業家を育てるための事業、「HATCH THE EGGS KAGOSHIMA」の最終発表会に本校2年生の4班が参加しました。アントレプレナーとは、ビジネスとしての新規事業を立ち上げる人のことを指します。
これまで半年間をかけて、起業家マインドや既存のサービス分析、ビジネスモデルのプランニングなどをワークショップやメンタリングを通して培ってきました。
普通科オゾン班の発表。オゾン測定器の開発と販売を通して、安全安心な社会実現を目指します。
普通科あにまるレスキュー班。動物介在教育の意義とうさぎの飼育環境改善をビジネスプランとして提示しました。
普通科ほっとspring班。霧島市の温泉観光の推進に向けて、新たなチケット販売のかたちを模索しました。各班とも、ビジネスの対象者を「ペルソナ」としてイメージしながらプレゼンします。
普通科ペーパー(レス)班。森林伐採時に出てしまう間伐材を有効活用するために、地域住民や事業者、観光者の持続的なサイクルをビジネスアイデアに落とし込んで説明します。
これからの鹿児島を担う若者の育成の場として意義ある発表会となりました。これからも自分たちの研究が社会とどう関わっていくかをイメージしながら励んでいってくださいね!
2025年02月22日(土)
女性科学技術者講演会【トヨタ車体】
2月21日(金)に、トヨタ車体研究所の二反田あゆみ先生をお招きし、女性科学技術者の講演会が催されました。
二反田先生は鹿児島県出身で、現在は愛知県刈谷市でTOYOTA車の開発に携わっています。
今日は講演のサポートとして、同じく愛知県から東真奈美先生と、いつもお世話になっている鹿児島本社の中村先生と原田先生にもお越しいただきました。(原田先生は本校進路指導部の西先生の教え子とのことです)トヨタ車体の会社概要やお仕事の内容をお聞きするだけでなく、実際の車の部品やパーツ、機器の動きを目の当たりにした1年生はモノづくりのイメージを実感できました。
特に、女子生徒にとってはお仕事のモデルとしての技術者の実際を身近に感じたようです。機械好きな男子生徒だけでなく、たくさんの女子生徒が二反田先生や東先生を囲んで質問しています。
本校SSH事業の目標のひとつである、「未来の女性研究者」の育成にとって欠かせない行事がこの講演会です。今年もたくさんのきっかけと刺激をいただきました!
トヨタ車体研究所の皆様、ありがとうございました!!来年もぜひぜひ宜しくお願い致します。